当センターについて

がんの情報広場

がんセンターでは、病院1階アトリウムに「がんの情報広場」を設け、皆様のお役に立つがんに関する様々な情報を掲示しています。

「がんの情報広場」で掲示する資料は、病院及び研究所スタッフが自らの手で作成しており、主に来院される方を対象に、がんの知識をわかりやすく説明するコーナーとして、平成13年4月から掲示を続けているものです。

現在、アトリウムには病院2部門、研究所1部門が作成したもの、具体的には各部門で取り組んでいる治療や研究の内容、個別のがんの治療・手術などに関するものを常時掲示しており、2か月に1度、掲示内容の交換をしております。

下記目次の各項目をクリックすると、過去の掲示内容を見ることができます。

なお、発行当時の状況を基に作成されたものであり、掲載にあたり発行後の状況に改変は行っておりませんので、現状と異なる情報がありますことを予めご了承ください。

がん情報広場 2024

担当掲載月掲載内容の概要
病院放射線治療部 [PDFファイル/2MB]2024.11〜12放射線治療部では年間1000件ほどの放射線治療を実施しています。集学的治療にたいする支援目的で高精度放射線治療を多職種チーム医療として実践しています。我々の診療業務内容を皆様まで紹介させていただきます。
病院外来部 [PDFファイル/1MB]2024.11〜12外来部に所属する診療科は皮膚科、眼科、糖尿病内科、腎臓内科の4科で堀尾以外に皮膚科常勤医師森真弓実先生と 代務医師として太田先生と酒井先生(皮膚科)、立川先生(眼科)、細川先生(糖尿病内科)、安田先生と高見先生(腎臓内科)が所属しています。また、外来部は外来診療の調整もしています。 
医師の働き方改革の流れより、外来診療の効率化とかかりつけ医/かかりつけ薬局や地元総合病院との連携がさらに重要となっています。患者さんのご協力・ご理解も必要です。
研究所腫瘍免疫制御トランスレーショナルリサーチ分野 [PDFファイル/783KB]2024.10~11腫瘍免疫制御TR分野では、手術や生検を受けた患者さんの腫瘍組織、血液、そして臨床情報を使用し、患者さん一人ひとりのがんに発現する目印(がん抗原)とそれを認識するT細胞を見つけ出し、新しい免疫療法に応用することを目指しています。
病院集中治療部[PDFファイル/2.3MB]2024.9~10厚生労働大臣が定める施設基準を満たしたICUです。がん治療の過程で集中的治療が必要な方を対象とし、重篤化の回避と早期回復を目指し、多職種が一丸となって様々な取り組みを行っています。その一部をご紹介します。
病院放射線診断部・IVR部 [PDFファイル/1.4MB]2024.9~10神経内分泌腫瘍に対するRI内用療法を2022年2月より開始しました。投与された後も体内から放射線が出る薬剤となりますので、入院時の生活に関して注意事項があります。投与を担当している放射線診断部・IVR部から説明します。
研究所腫瘍制御学分野 [PDFファイル/1MB]2024.8~9腫瘍制御学分野は、正常細胞とがん細胞を比較することにより、がん特有の異常な分子を探し、それを標的とした次世代の分子標的薬の開発を目指しています。 今回は、細胞間のシグナル伝達を担う「エクソソーム」について紹介します。
病院麻酔科部 [PDFファイル/539KB]2024.7~8麻酔は手術のために必要なものですが、どのようなものなのか想像しにくく、不安を感じる方も多いと思います。安心して手術を受けていただく一助になることを願い、麻酔の流れを紹介いたします。
病院脳神経外科部 [PDFファイル/2.54MB]2024.7~8転移性脳腫瘍の成績向上により、経過の良好な患者さんが増えています。その一方で腫瘍によるてんかん発作など、新たな問題にも注意が必要です。適切な対応が遅れると後遺症のリスクもあるため、このパネルで症候性てんかんについて理解を深めてください。
研究所システム解析学分野 [PDFファイル/2.83MB]2024.6~7がん細胞中の多様な生体分子データの大規模計測が可能となっています。それらのビッグデータから有用な情報を抽出するには、解析手法および解析システムの開発が重要です。ここではシステム解析学分野における研究について紹介いたします。
病院泌尿器科部 [PDFファイル/1.98MB]2024.5~6前立腺がんは男性の部位別罹患数で最多であり、現在も増加傾向です。手術支援ロボットを使用することにより、より安全に細かい手術が可能になり、機能温存(排尿、性機能)も以前より改善しています。放射線治療では定位照射(5回の照射)の有用性が示され、より短期間での治療が可能になっております。今回は、前立腺がんにおける最新の診断、限局がんの治療をご紹介いたします。
病院リハビリテーション部 [PDFファイル/1.14MB]2024.5~6がんロコモは、がんによる運動器の問題、がん治療による問題、がんの併存疾患の問題などを抱えており、「がん」が影響し移動機能が低下した状態です。そこで、なぜロコモーショントレーニング(ロコトレ)が必要であるのかをご紹介します。
研究所分子腫瘍学分野 [PDFファイル/1.01MB]2024.4~5愛知県がんセンター研究所の分子腫瘍学分野では、「悪性中皮腫」と呼ばれるがんに着目し、発症原因の解明や治療・診断方法の確立を目指して日々研究活動をおこなっています。ここでは、悪性中皮腫という病気と我々の研究内容の一部とをご紹介します。

がん情報広場 2023

担当掲載月掲載内容の概要
病院婦人科部 [PDFファイル/1.23MB]2024.3~4子宮頸癌は罹患数死亡数ともに年々増加傾向にあり、妊娠出産ができなくなるといった様々なリスクを引き起こします。今回はそんな子宮頸癌の予防策としてのHPVワクチンについて、ならびに子宮頸癌に対する新たな治療の選択肢について紹介します。
病院整形外科部 [PDFファイル/3.8MB]2024.3~4がんの進行に伴う骨転移によって、運動機能が著しく損なわれ、患者さんの日常生活に大きな影響を与えることがあります。そこで今回は、骨転移の多岐にわたる治療戦略の情報共有を目的とした、骨転移診療チームの取り組みについて紹介します。
研究所がん病態生理学分野 [PDFファイル/1.18MB]2024.2~3がん悪液質は、食欲の低下と体重の減少を引き起こし、患者さんの全身状態、生活の質を著しく低下させます。今回は、がん悪液質についてご説明し、がん病態生理学分野で取り組んでいる、がん悪液質の克服を目指した研究をご紹介します。
病院乳腺科部 [PDFファイル/994KB]2024.1~2乳がんの5~10%が遺伝性といわれています。BRCA1またはBRCA2という遺伝子の生まれながらの変化が原因で、乳癌や卵巣癌になりやすい体質を持つ場合があり、「遺伝性乳癌卵巣癌(HBOC)」といいます。HBOCの特徴や診断、予防や治療について御紹介します。
病院消化器外科部 [PDFファイル/2.54MB]2024.1~2現在、当院では膵がんに対する治療を消化器外科と消化器内科で行っています。肝胆膵外科グループでは、外科治療の対象となる患者の皆さまに安全かつ有効な手術を受けていただくために様々な取り組みを行っておりますので、今回は肝胆膵外科グループにおける膵がんの外科治療について紹介いたします。
研究所がん予防研究分野 [PDFファイル/1.72MB]2023.12~2024.1太りすぎでもやせすぎでも、がんをはじめとするあらゆる原因による死亡リスクが高まるとされています。「適正体重の維持」は日本人のがん予防にとって重要な改善可能な生活習慣です。今回はがん予防研究分野で最近行った肥満指数(BMI)と3つのがん(食道がん、胃がん、胆道がん)との関連を評価した研究についてご紹介します。
病院呼吸器外科部 [PDFファイル/1.67MB]2023.11~12呼吸器外科領域におけるロボット支援手術は2018年4月に保険収載され、当科では2019年2月より導入しています。今日までに標準術式の変化に伴い、ロボット支援手術は進歩してまいりました。今回は当科におけるロボット支援手術について紹介させていただきます。
病院形成外科部 [PDFファイル/947KB]2023.11~12​形成外科では腫瘍切除後の再建手術を行っています。主となる診療科と十分な連携を図り、患者さんの生活の質(QOL)の維持・向上を目指しています。当院で担当してる治療分野は頭頸部、乳房、整形外科、消化器外科などの手術に伴う再建手術やリンパ浮腫治療などです。また、治療後や疾患による傷跡や変形など、アピアランスに関する問題も取り扱っております。今回はリンパ浮腫治療とアピアランスケアについて説明いたします。
研究所がん情報対策研究分野 [PDFファイル/1.42MB]2023.10~11私たち、がん情報・対策研究分野では、国内でがんと診断されたすべての患者さんの情報を集める「全国がん登録」のデータを元に、どこで、どんな人が、どんながんに罹ったかを分析する「記述疫学研究」を行っています。がんに罹る状況やがんで亡くなる状況をモニターし、重点を置くべき検診は何か、予防法は適切かなど、がん対策の問題点を見つける研究や、医療の発展に役立つ研究を行い、情報を発信しています。
研究所バイオバンク部門 [PDFファイル/1.61MB]​2023.8~9​キャンサーバイオバンク愛知にご協力いただいた患者さんの血液や調査票は、どのように処理が行われて保管されているのかをご紹介します。
病院臨床検査部 [PDFファイル/2.95MB]2023.7~8がん治療において、手術は必要な医療行為でありますが、身体に負担となることがあります。手術前検査は、安全に手術を受けていただくため、全身状態を把握する目的で行います。検査項目は手術の内容により、患者さんごとに異なりますが、一般的に胸部X線検査、血液・尿検査、心臓・呼吸の検査などを行います。今回は上記のうち心臓の検査について紹介いたします。

がん情報広場 2022より以前

担当掲載月掲載内容の概要
研究所 分子腫瘍学分野 [PDFファイル/2.4MB] 2022.4~5分子腫瘍学分野では、アスベスト(石綿)曝露を主原因とするがん『悪性中皮腫』の研究を行っています。悪性中皮腫は胸膜、腹膜などにできる非常に悪性度の高い難治性腫瘍で、新しい治療法の早期開発が期待されます。今回は悪性中皮腫の発症原因、遺伝子異常との関連、当分野で得られた最新の研究成果や知見などについてご紹介します。
病院 消化器外科部 [PDFファイル/3.25MB] 2022.3~4胃がんに対する治療開発について御紹介します。
病院 遺伝子病理診断部 [PDFファイル/2.3MB] 2022.3~4遺伝子病理診断部では病理診断(分子異常をふまえた病理診断)と腫瘍分子診断(病理所見に基づく検体の選別と結果の解釈)を行っています。スタッフ医師、レジデント、臨床検査技師、検査事務を含む職員27名が、「最善の治療は正確な診断から」をモットーに、日々努力しています。
研究所 バイオバンク [PDFファイル/1.1MB] 2022.2~3キャンサーバイオバンク愛知を設立して、4年が経過しました。患者さんのご協力のおかげで、多くの生体試料、診療情報及び疫学情報を保管しています。2022年から保管している試料や情報の分譲を開始します。
病院 乳腺科部 [PDFファイル/837KB] 2022.1~2乳がんの5~10%が遺伝性といわれています。BRCA1またはBRCA2という遺伝子の生まれながらの変化が原因で、乳癌や卵巣癌になりやすい体質を持つ場合があり、「遺伝性乳癌卵巣癌(HBOC)」といいます。HBOCの特徴や診断、予防や治療について御紹介します。
病院 輸血部 [PDFファイル/7.3MB] 2022.1~2輸血部は「適正かつ安全な輸血療法」を推進します。特定生物由来製品である血液製剤について説明します。造血幹移植と細胞療法について細胞治療認定管理師制度のもと各部門と協力して基盤の整備を進めます。
研究所 システム解析学分野 [PDFファイル/3.3MB] 2021.12~2022.1現在ゲノムの変異に応じて治療法の選択を考える、がんゲノム医療が、本格化しつつあります。ここではがんゲノムの変異を検出するための観測データはどのようなものか、どんな原理と手法で変異を検出しているのか、またどのような難しさがあるのかなどを概説します。
病院 放射線治療部[PDFファイル/1.9MB] 2021.11~12放射線治療機器、技術の進歩で治療効果の改善だけでなくダメージの少ない治療が可能になりました。一方で複雑な治療技術には精度・安全管理にいっそうの配慮も必要になっています。我々は放射線治療医、技師、医学物理士、認定看護師によるチーム医療をもとに更に質の高い治療を目指し日々取り組んでいます。
病院 整形外科部[PDFファイル/5.9MB] 2021.11~12肉腫(サルコーマ)とは骨・筋肉・神経・血管・脂肪などに発生する悪性腫瘍の総称です。専門施設での集学的治療が必須で、集約化が望まれています。当院でのサルコーマセンターの取り組みを紹介します。
研究所 分子診断TR分野[PDFファイル/2.4MB] 2021.10~11分子診断TR分野では、ヒトやマウスの血液、がん組織、がん細胞株など、様々な生体材料を使って、網羅的なタンパク解析(プロテオミクス)を行っています。これにより、がんの分子病態を解明し、血液診断によるがんの早期診断・治療個別化や、新規分子標的治療法の開発につなげることを目指しています。
病院 泌尿器科部[PDFファイル/1.8MB] 2021.9~10「膀胱がんの最新治療について」
ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術は2018年に本邦で保険適応となり、現在急速に普及しています。これまでの開放手術と比べて、体への負担が軽く、輸血率や入院期間が減少することが知られています。一方、膀胱全摘を行うと尿路変更が必要になり、QOLの低下が問題となっています。抗がん剤と放射線治療を組み合わせた膀胱温存療法は、適切な患者さんに治療を行えば生命予後を損なうことなく膀胱を温存することができることがわかってきました。今回は、筋層浸潤性膀胱がんに対する当院における現在の取り組みについてご紹介します。
病院 血液・細胞療法部[PDFファイル/2.9MB] 2021.9~10造血幹細胞移植は造血器腫瘍に対する細胞・免疫療法として確立された治療法の一つです。造血幹細胞から移植方法と成績や新しい治療まで概説します。これからも患者さんと共にチーム医療として取り組んで参ります。
研究所 共通機器室[PDFファイル/4.1MB] 2021.8~9研究所では、“がん”の制圧を目指して、12の研究分野において最先端の研究を展開しています。高価な実験設備や精密分析機器の多くは、研究所全体で共同利用しており、共通機器室が中心となって維持・管理しています。
病院 薬物療法部[PDFファイル/3.2MB] 2021.7~8薬物療法部では主に消化管がん・頭頸部がん・原発不明がん・肉腫などの薬物治療を専門的に実施しています。標準的な治療に加え、臨床試験・治験の実施により新しい治療の開発も行っています。今回は話題提供としてリキッドバイオプシーを取り上げました。
病院 呼吸器外科部[PDFファイル/2.6MB] 2021.7~8肺機能を温存する手術と最新の技術・単孔式手術とロボット支援手術について
研究所 腫瘍免疫制御TR分野[PDFファイル/503KB] 2021.6~7腫瘍免疫制御TR分野では、手術や生検を受けた患者さんの腫瘍組織、血液、そして臨床情報を使用し、患者さん一人ひとりのがんに発現する有望な目印(がん抗原)を人工知能(AI)を活用して見つけ出し、それを治療に応用することを目指しています。
病院 臨床検査部[PDFファイル/2.5MB] 2021.5~6臨床検査の中でも検体採取から結果報告までの時間が長い病理検査について、どのような処理がされているのか、なぜ時間がかかるのかと思っていらっしゃる方が多いと思います。そこで今回は検体が採取されてからどんな工程を経て病理標本ができるのかを解説し、時間がかかる理由、病理検査室の業務について紹介させていただきます。
病院 リスク評価センター[PDFファイル/1.3MB] 2021.5~6遺伝子の生まれつきの変化が原因で特定のがんになりやすい体質を持つ場合があり、これを「遺伝性腫瘍」といいます。遺伝性腫瘍の特徴や「遺伝カウンセリング外来」についてご紹介します。
研究所 がん病態生理学分野[PDFファイル/1.2MB] 2021.4~5がん病態生理学分野では、がんが体の中でどのように発生し、さらに悪性化して転移するようになるか、そしてがんが体にどのような影響を与えるかを研究しています。今回は、「大腸がんの転移」についてご紹介します。
病院 形成外科部[PDFファイル/1.5MB] 2021.3~4乳房インプラントのTOPICS、リンパ浮腫治療、アピアランス問題への取り組みについて
病院 外来部[PDFファイル/797KB] 2021.3~4「外来部紹介 (外来診療機能)」
外来部に所属する診療科は皮膚科、眼科、糖尿病内科、腎臓内科の4科で堀尾以外に皮膚科常勤医師森真弓実先生と 代務医師として横田先生(皮膚科)、立川先生(眼科)、平野先生(糖尿病内科)、倉沢先生(腎臓内科)が所属しています。また、外来部は外来診療の調整もしています。
長年の課題である診察待ち時間対策の提案と外来診療での相談窓口を紹介、一層の活用をはかりたいと思います。次に新型コロナ感染症で2020年春に電話診療を導入、2021年よりオンライン・セカンドオピニオン外来開始を紹介しました。さらに、患者さんの包括的な健康管理にはかかりつけ医/かかりつけ薬局や地元総合病院との連携が不可欠なため、情報共有の重要性についても紹介しました。
研究所 がん予防研究分野[PDFファイル/671KB] 2021.2~3食道がんの主な原因は飲酒と喫煙です。飲酒・喫煙はそれぞれ単独でも食道がんのリスクを約3倍にしますが、飲酒と喫煙が合わさることでリスクは約8倍まで上昇します。食道がんの予防にはお酒とたばこのどちらも止めるのが理想ですが、どちらか片方だけ止めるだけでもそれなりの効果が見込めます。
病院 頭頸部外科部[PDFファイル/1.7MB] 2021.1~2頭頸部癌に対するイルミノックス治療について
病院 内視鏡部[PDFファイル/860KB] 2021.1~2内視鏡部では早期大腸がんや大腸ポリープに対する内視鏡治療を積極的に行っています。今回は大腸内視鏡治療、特に近年10mm未満の小ポリープに対して積極的に行われているコールドスネアポリペクトミーについてお話します。
研究所 分子腫瘍学分野[PDFファイル/1.3MB] 2020.12~2021.1分子腫瘍学分野では、アスベスト(石綿)曝露を主原因とするがん「悪性中皮腫」の研究を行っています。今回は、悪性中皮腫の発症原因や遺伝子異常との関連、当分野で得られた最新の知見、現在遂行している薬剤探索研究についてご紹介します。
病院 呼吸器内科部[PDFファイル/2.0MB] 2020.11~12非小細胞肺癌の最新治療について
研究所 腫瘍免疫応答研究分野[PDFファイル/1.1MB] 2020.10~11腫瘍免疫応答研究分野では、免疫細胞を用いてがんを攻撃させる治療である、がん免疫療法についての研究開発を行っています。特にT細胞という免疫細胞を体の外で増やしてから患者さんの体内に戻して治療を行う、養子免疫療法 (例えばCAR-T細胞療法)の研究に力を入れております。
病院 消化器内科部[PDFファイル/3.1MB] 2020.9~10消化器内科部では膵がん・胆道がんの診断・治療を主に行っています。保険収載されたがん遺伝子パネル検査を当科の得意とする超音波内視鏡を用いて組織を採取して行っています。また超音波内視鏡と人工知能を組み合わせた最新の診断技術の開発も行っています。今回は膵がん・胆道がんの最新の診断法について説明します。
病院
放射線診断部・IVR部[PDFファイル/1.9MB]
2020.9~10「当院における放射線管理」
2020年4月の医療法の改正により医療被ばくの管理・記録が義務化されました。それを受けて放射線診断部・IVR部では線量管理システムを導入し、適正な管理を実施しております。今回はその取り組みと放射線の基礎について、説明致します。
研究所 がん標的治療TR分野[PDFファイル/631KB] 2020.8~9がん細胞の性質は遺伝子の情報によって決まっています。がんの基礎研究が進み、がん細胞が異常に増えていく仕組みをピンポイントで抑制する薬が登場するようになりました。このような薬剤を分子標的治療薬と呼び、患者さんの治療に多くつかわれています。当分野では、分子標的薬が効く・効かない理由や効いていたものが効かなくなってしまう(耐性と言います)理由を調べ、より良い治療法を提唱するために研究を行っています。また、依然としてよい薬剤がないがんに対しても新しい治療法を提唱することを目指しています。
病院 緩和ケア部[PDFファイル/2.4MB] 2020.7~8緩和ケアは、病気で困っていらっしゃる患者さんとそのご家族の治療や療養生活を充実させるために治療と並行して必要です。当院では、どんな時期でも一貫して必要に応じて緩和ケアを提供しています。
病院 薬剤部[PDFファイル/2.8MB] 2020.7~8薬剤部・臨床薬剤部では、患者皆さまに処方されたお薬が安全かつ有効的に使用されることを目的として様々な業務を行っています。 そこで今回は薬剤部・臨床薬剤部の主な業務を紹介します。
研究所 腫瘍制御学分野[PDFファイル/2.7MB] 2020.6~7腫瘍制御学分野は、正常細胞とがん細胞を詳しく比較することにより、がん特有の異常な分子を探し、それを標的とした次世代の分子標的薬の開発を目指しています。 今回は、細胞外へのシグナル伝達を担う「エクソソーム」について紹介します。
病院 循環器科部[PDFファイル/1.5MB] 2020.5~6循環器科ではがん診療各科専門医師と連携して循環器科の診療を行い、がん治療を安全かつ円滑に行えるようサポートしています。がん疾患とその治療において発生する血栓症について、また循環器科で行われている主な検査内容について説明してゆきます。
研究所 がん情報・対策研究分野[PDFファイル/848KB] 2020.4~5がん情報・対策研究分野では、世界、日本、愛知県のがん登録情報や死亡統計情報を活用した研究に取り組み、がん対策の充実、医療の発展に役立つ情報発信をしています。 今回は、全国がん登録という、患者さんの情報を集めて活用する仕組みやその意義についてご紹介したいと思います。また、当分野で行っている記述疫学研究の一例もご紹介します。
病院 泌尿器科部[PDFファイル/1.1MB] 2020.3~4様々な疾患に対するロボット支援下手術が広がってきていますが、泌尿器科部では、前立腺がんと腎がんに対して行っています。daVinci Xiのメリットをいかした腎がんに対するロボット補助下腎部分切除術を紹介させていただきます。
病院 婦人科部[PDFファイル/7.3MB] 2020.3~4予防的卵管卵巣切除術の取組みについてご紹介します。
研究所 分子診断TR分野[PDFファイル/1.9MB] 2020.2~3分子診断TR分野では、ヒトやマウスの血液、がん組織、がん細胞株など、様々な生体材料を使って、網羅的なタンパク解析(プロテオミクス)を行っています。これにより、がんの分子病態を解明し、血液診断によるがんの早期診断・治療個別化や、新規分子標的治療法の開発につなげることを目指しています。
病院 消化器外科[PDFファイル/4.2MB] 2020.1~2食道がん手術は一般に頸部・胸部・腹部にメスが入る大変な手術で、合併症率も高いです。合併症予防のためには手術前、手術翌日から社会復帰まで絶え間なく「体を動かす」ことが重要です。我々はそういった指導を含めた周術期管理を提供しています。
病院 整形外科[PDFファイル/12MB] 2020.1~2肉腫(サルコーマ)とは骨・筋肉・神経・血管・脂肪などに発生する悪性腫瘍の総称です。専門施設での集学的治療が必須で、集約化が望まれています。当院でのサルコーマセンターの取り組みを紹介します。
研究所 システム解析学分野[PDFファイル/2.1MB] 2019.12~2020.1現在ゲノムの変異に応じて治療法の選択を考える、がんゲノム医療が、本格化しつつあります。ここではがんゲノムの変異を検出するための観測データはどのようなものか、どんな原理と手法で変異を検出しているのか、またどのような難しさがあるのかなどを概説します。
病院 呼吸器外科[PDFファイル/1.4MB] 2019.11~12呼吸器外科領域におけるロボット支援下手術は2018年4月に保険収載されました。これを受けて、愛知県がんセンター呼吸器外科部ではロボット手術を2019年2月より本格導入しました。当科におけるロボット支援下胸部腫瘍手術を紹介させていただきます。
病院 乳腺外科[PDFファイル/1.3MB] 2019.11~12乳がんに関する情報と最新の治療の概要を掲示しています。我々は、当科を受診されたすべての患者さんに対して、根拠に基づいた高い水準での診断・治療を行うと共に、個々の患者さんに最も適した治療法をお勧めしています。
研究所 バイオバンク[PDFファイル/4.2MB] 2019.10~11「バイオバンク」という言葉を初めて聞く方も多いかと思います。愛知県は2017年にキャンサーバイオバンク愛知を設立しました。今回は、キャンサーバイオバンク愛知がどのような活動を行っているのかをご紹介します。
病院 リスク評価センタ-[PDFファイル/1.4MB] 2019.9~10がんになられた方の10~20人にお1人は生まれながら(先天的といいます)のがんになりやすい体質(遺伝性のがん)をお持ちです。遺伝性のがんの特徴とリスク評価センターが開設する遺伝カウンセリング外来について解説をします。
病院 放射線治療部[PDFファイル/2.5MB] 2019.9~10放射線治療機器、技術の進歩で治療効果の改善だけでなくダメージの少ない治療が可能になりました。一方で複雑な治療技術には精度・安全管理にいっそうの配慮も必要になっています。我々は放射線治療医、技師、医学物理士、認定看護師によるチーム医療をもとに更に質の高い治療を目指し日々取り組んでいます。
研究所 分子遺伝学分野[PDFファイル/5.6MB] 2019.8~9分子遺伝学分野では、がんの遺伝子に起こる様々な変化に着目して、新たながん遺伝子の発見や診断法の開発を行なっています。今回は、血液の液体成分中のDNAを使ってがんの性質や量を診断するリキッドバイオプシーの解説をします。
病院 遺伝子病理診断部[PDFファイル/2.9MB] 2019.7~8遺伝子病理診断部では、胃内視鏡検査、気管支鏡検査などの検査でとられたがんの一部を用いて、病理検査と遺伝子検査を行い、がんを詳しく調べています。ここでは、がんを起こす遺伝子異常の仕組みや、遺伝性のがんの仕組み、また、いろいろな臓器のがんの特徴を紹介します。
病院 輸血部[PDFファイル/8.7MB] 2019.7~8輸血部は「適正かつ安全な輸血療法」を推進します。特定生物由来製品である血液製剤への対応と患者さんへのお願いについて説明します。献血由来の貴重な血液製剤を効率的に運用する方法と、万一の危機的大量出血への対応について取り上げます。
研究所 腫瘍免疫制御TR分野[PDFファイル/5.7MB] 2019.6~7腫瘍免疫制御TR分野では、手術や生検を受けた患者さんの腫瘍組織、血液、そして臨床情報を使用し、患者さん一人ひとりのがんに発現する有望な目印(がん抗原)を見つけ出し、それを治療に応用することを目指しています。今回はその取り組みをご紹介します。
病院 血液・細胞療法部[PDFファイル/1.2MB] 2019.5~6血液腫瘍はがんの中でも化学療法の効果が最も期待できる領域といえます。血液・細胞療法部では血液腫瘍の診療に日夜取り組んでいます。今回は、「急性白血病のお話」と題して、私たちが取り扱っている代表的な疾患のひとつである急性白血病について、一般の方におわかりいただけるようご説明いたします。
病院 薬物療法部[PDFファイル/3.1MB] 2019.5~6薬物療法部は、消化管がん(胃、大腸、食道)、原発不明がんや肉腫などの化学療法を専門とする腫瘍内科医による診療部門です。化学療法は近年進歩が著しく、生存期間延長が得られています。一方で免疫チェックポイント阻害薬を含む新規薬剤は多彩な副作用があり、多職種で副作用対策を講じています。また、よい治療の確立を目指して、未承認薬による治験や臨床試験を積極的に行っています。
研究所 共通機器室[PDFファイル/4.7MB] 2019.4~5研究所では、”がん”の制圧を目指して、12の研究分野において様々な角度から最先端の研究を展開しています。高価な実験設備や精密分析機器の多くは、研究所全体で共同利用しており、共通機器室が中心となってそれらを維持・管理しています。ここでは、使用頻度の高い機器や最近整備された機器を紹介します。
病院 頭頸部外科部[PDFファイル/1.9MB] 2019.3~4頭頸部癌診断治療における頭頸部外科部の試みとして3つの課題を取り上げた。
1)早期舌癌に対する予防的頸部郭清省略の意義を検証する臨床試験
2)頭頸部癌におけるFDG-PET/CTによる診断と利用法
3)口腔扁平上皮癌における新規血清診断マーカーの探求
4)ニボルマブ治療における予後因子の検討
病院 臨床検査部[PDFファイル/1.8MB] 2019.3~4「採血から測定まで」
検査部で最も患者さんと接する機会が多く、またご意見をいただく機会も多い採血。採血した血液はどんな状態なのか、どうして何度も採血されることがあるのか、どうして検査結果が出るまでに時間がかかるのか等、日頃患者さんが疑問に思っている点に注目し、解説をしてみました。
研究所 がん予防研究分野[PDFファイル/462KB] 2019.2~3がん予防研究分野では、乳がんの遺伝的リスクと生活習慣の情報を使って、実際に乳がんを予防する方法を開発する研究プロジェクトを立ち上げました。今回はその取り組みをご紹介します。
病院 呼吸器内科部[PDFファイル/1.8MB] 2019.1~2非小細胞肺癌では病気が広がっている場合には薬による治療を行います。薬にはいわゆる抗がん剤の他に免疫チェックポイント阻害薬の使用が標準となりました。今回は、免疫チェックポイント阻害薬による治療を中心に解説します。
病院 形成外科部[PDFファイル/1.6MB] 2019.1~2形成外科部では、乳房再建術や、頭頚部癌切除後の食事や会話などの機能を維持・回復するための再建術などを行っています。各診療科の医師や病院スタッフと連携し、質の高いチーム医療が行えるよう取り組んでいます。
研究所 分子腫瘍学分野[PDFファイル/9.0MB] 2018.12~1分子腫瘍学分野では、アスベスト曝露を主原因とするがん「悪性中皮腫」の研究を行っています。今回は、悪性中皮腫の発症原因や遺伝子異常との関連、当分野で得られた最新の知見、現在遂行している薬剤探索研究についてご紹介します。
病院 消化器内科部[PDFファイル/2.6MB] 2018.11~12消化器内科部では膵のう胞外来をおこなっております。膵のう胞の中には膵管内乳頭粘液腫瘍(IPMN)を含む腫瘍性のう胞があり、のう胞自体ががん化したり、のう胞以外の膵臓内に膵がんが発生する可能性があるため経過観察が推奨されます。今回は膵のう胞の診療についてご説明します。
病院 内視鏡部[PDFファイル/674KB] 2018.11~12「胃がん検診とヘリコバクターピロリについて」
2016年4月1日から適応となった国の指針では胃がんの一次検診では問診、胃X線検査、胃内視鏡検査が勧められています。当院では胃がん検診は行っていませんが二次検診での胃カメラによる精密検査を行っています。胃カメラはつらいという印象を持たれている方は多いと思いますが、胃カメラの必要性、ヘリコバクターピロリについて紹介いたします。
研究所 がん標的治療TR分野[PDFファイル/695KB] 2018.10~11当分野では、がん細胞・モデル動物・患者さんのがん組織を用い、実験室から新たな治療標的の発見や薬剤の開発を行っています。また、抗がん薬治療の問題点を実験室で検討し、今ある治療をより効果的にする方法の開発も行っています。
病院 看護部[PDFファイル/1.2MB] 2018.09~10「~すべての人にその人らしい~を目指した取り組み」
現在、がんの治療は情報があふれ、自分にどの治療がよいかを決めることが大変難しい場面があります。看護師は、そんな時に、相談できる身近な存在でありたいと思います。看護師は24時間365日、入院患者さんのそばにいます。そして治療を安全に実施し、明日へ力がもてるよう支えることができる専門職者でありたいと思っております。その1つの取り組みとして、今回アピアランスケア(がんの治療と外見の変化に対するケア)についてご紹介します。
病院 薬剤部[PDFファイル/1.7MB] 2018.09~10現在、当院では1000品目以上の医薬品が使われています。薬剤部では、これらの医薬品が患者の皆さまに安全かつ有効的に使用されることを目的として様々な業務を行っております。そこで今回は薬剤部の主な業務について紹介いたします。
研究所 がん情報・対策研究分野[PDFファイル/4.6MB] 2018.08~09がん情報・対策研究分野では、世界、日本、愛知県のがん登録データを活用した研究に取り組み、がん対策の充実、医療の発展に役立つ情報発信をしています。今回は、日本におけるがん登録制度をご紹介したいと思います。
病院 循環器科部[PDFファイル/1.5MB] 2018.07~08循環器科ではがん診療各科専門医師と連携して循環器科の診療を行い、がん治療を安全かつ円滑に行えるようサポートしています。がん治療においてどのような心血管疾患が関わってくるのか、また循環器科で行われている主な検査内容についてご説明いたします。
病院 緩和ケア部[PDFファイル/2.8MB] 2018.07~08「緩和ケア部/緩和ケアセンターのご紹介」
緩和ケアというと、「自分にはまだ早い」「がん治療はしてもらえないんですよね」と思う方々は未だ多くいらっしゃいます。それは、違います。 緩和ケアは、病気の経過のどの段階の患者さん・ご家族に対しても行われる医療・ケアです。緩和ケアをもっと知っていただき、近くに感じて頂けるようご説明します。
研究所 がん病態生理学分野[PDFファイル/655KB] 2018.06~07当分野では主に疾患モデルマウスを用いて、がんの悪性化の仕組みや「がん悪液質」について研究を行っています。今回は、「大腸がんのブレーキ故障による転移の仕組み」と「がん悪液質発症機構の解明」について紹介します。
病院
放射線診断部・IVR部[PDFファイル/1.9MB]
2018.05~06今回、肝臓がんの治療中に体調不良を訴えた患者の例をもとに、診断に至る過程と、画像診断の役割について簡単に紹介する。また、IVRによる治療についても紹介したい。
病院 外来部[PDFファイル/1.1MB] 2018.05~06「外来診療機能(外来部紹介)」
外来部に所属する診療科は皮膚科、眼科、糖尿病内科、腎臓内科の4科で堀尾以外に皮膚科常勤医師森真弓実先生と代務医師として横田先生(皮膚科)、立川先生(眼科)、平野先生(糖尿病内科)、倉沢先生(腎臓内科)が所属しています。また、外来部は外来診療の調整もしています。
今回、診察時間についての実態報告と待ち時間対策の考察とがんセンターの外来診療機能を上手に使っていただくために患者さんとご家族が利用可能なサービスを紹介します。
研究所 腫瘍制御学分野[PDFファイル/1.7MB] 2018.04~05当分野は、正常細胞とがん細胞を詳しく比較することにより、がん特有の異常な分子を探し、それを標的とした次世代の分子標的薬の開発を目指しています。 今回は、細胞外シグナル伝達に関わる「エクソソーム」について紹介します。
病院 婦人科部[PDFファイル/1.3MB] 2018.03~04婦人科で扱う主要ながん(子宮頸がん・体がん・卵巣がん)についての紹介と、当院で新しい試みとして行っている治療法(ロボット手術・予防的卵巣卵管切除術・光線力学療法)について御紹介させていただきます。
病院 麻酔科部[PDFファイル/1.3MB] 2018.03~04当院麻酔科では主に全身麻酔による周術期管理を行なっております。全身麻酔の前に麻酔科医が術前診察を行い、麻酔について説明しておりますが、今回その内容を簡単にまとめました。
病院 整形外科部[PDFファイル/1.3MB] 2018.01~02肉腫(サルコーマ)とは骨・筋肉・神経・血管・脂肪などに発生する悪性腫瘍の総称です。専門施設での集学的治療が必須で、集約化が望まれています。当院でのサルコーマセンターの取り組みを紹介します。
病院 泌尿器科部[PDFファイル/2.3MB] 2018.01~02前立腺がんは増加の一途をたどり、現在男性のがんで一番多い病気になっています。診断に欠かせない前立腺生検を、経直腸的もしくは経会陰的に行うことにより、高い診断率を達成しています。治療においては、ロボット手術による前立腺摘除、放射線治療(内照射、外照射)どちらの標準的治療も提供できる体制です。ロボット手術により、低侵襲(出血、創部痛、合併症の減少、入院期間短縮)機能の温存(尿失禁、排尿機能、性機能が早期に改善)が達成可能になっています。
研究所 腫瘍免疫学部[PDFファイル/18MB] 2018.01~03腫瘍免疫学部ではがんを免疫のちからで治療するための基礎研究を行っています。基本的な免疫細胞の説明に加えて、免疫細胞がどうやってがんを見分けているかについて説明します。また、がんは免疫から逃げやすい性質を持ちますが、逃げられないようにする発見が治療に結びついている内容について紹介をします。
病院 乳腺科部[PDFファイル/1.4MB] 2017.11~12「がん情報広場」を見て下さり、誠にありがとうございます。情報広場では、乳がんに関する情報と最新の治療の概要を掲示しています。我々は、当科を受診されたすべての患者さんに対して、根拠に基づいた高い水準での診断・治療を行うと共に、患者と医師との関係は信託(信じて託す)であると考え、インフォームドコンセントにより個々の患者さんに最も適した治療法をお勧めしています。
病院 消化器外科部[PDFファイル/4.1MB] 2017.11~12進行直腸癌(II、III期)では、直腸周辺の上方リンパ節(直腸間膜全切除:TME)だけではなく、骨盤内にあるリンパ節(側方リンパ節)を郭清する必要があり、最近の研究(JCOG0212)において、術後の局所再発率はで有意に低下しました。
研究所 遺伝子医療研究部[PDFファイル/966KB] 2017.10~12がんは遺伝子と環境要因の各々が組み合わさって起こる病気である。遺伝子医療研究部では、この両者の影響を明らかにし、予防につなげる研究を行っている。本発表では、(1)遺伝子に関しての概略の説明を行った上で、昨年から今年にかけて当部で見いだした(2)飲酒とアルコール代謝酵素の遺伝子の膀胱がんリスクとの関係、(3)喫煙と白血病リスクの関連に関して概説する。
病院 放射線治療部[PDFファイル/1.9MB] 2017.9~10放射線治療機器、技術の進歩で治療効果の改善だけでなくダメージの少ない治療が可能になりました。一方で複雑な治療技術には精度・安全管理にいっそうの配慮も必要になっています。我々は放射線治療医、技師、医学物理士、認定看護師によるチーム医療をもとに更に質の高い治療を目指し日々取り組んでいます。
病院 呼吸器外科部[PDFファイル/1.8MB] 2017.9~10当科では低侵襲手術として、肺がんに対する胸腔鏡手術を数多く手掛けております。その数は、東海地区でトップであるのみならず、全国でも上位5施設にはいります(2015年度DPC)。また、術後の早期離床・早期リハビリに力を入れており、日本一(おそらく世界でもトップ)早い離床とリハビリを行っていると自負しています。結果として1日も早く患者さんが社会復帰、日常生活へもどることができることを期待しての取り組みです。我々医師と看護師を中心に、チームとして一致協力して取り組んでいます。
病院 遺伝子病理診断部[PDFファイル/3.8MB] 2017.7~8病理診断部は、患者さんと直接お会いする機会はほとんどありませんが、内科医・外科医が適切に治療方針を方向づけられるよう、病気の診断に関わる重要な業務を行っています。今回は、実際の病理診断の流れや免疫染色について実例を交えて紹介します。
病院 血液・細胞療法部[PDFファイル/710KB] 2017.7~8「悪性リンパ腫診療の最新動向について」
がん情報広場をご覧いただきありがとうございます。悪性リンパ腫に関して最新の知見を含めた情報を紹介しています。悪性リンパ腫をはじめ血液腫瘍では、最近目覚ましい治療開発や研究が行われています。わたしたち血液・細胞療法部は、病気と病状をもとに患者さんと相談しながら、最新の知見に基づき、最も良いと思われる治療を選択することが大切と考えています。
研究所 分子腫瘍学部[PDFファイル/1.8MB] 2017.7~9分子腫瘍学部では、アスベスト曝露を主原因とするがん「悪性中皮腫」の研究を行っています。悪性中皮腫に関する情報や、分子標的薬の薬効に関する最新の知見、現在遂行している薬剤探索研究などについてご紹介します。
病院 輸血部[PDFファイル/3.9MB] 2017.5~6輸血部は、良質で安全ながん医療のため、輸血関連検査と輸血用血液製剤の一元管理業務を担います。血液製剤は特定生物由来製品であり、法律・指針に基づき「適正かつ安全な輸血療法」を推進します。今回は輸血に伴うウイルス感染症のリスクと対策、患者さんへのお願いについてご説明致します。
研究所 中央実験室[PDFファイル/2.7MB] 2017.4~6研究所は、“がん”の克服を目指して、最先端の研究を展開しています。研究所全体で共同で利用している実験施設や精密分析機器などは、中央実験室が維持・管理しています。また、中央実験室では、独自の研究も進めています。
病院 頭頸部外科部[PDFファイル/1.6MB] 2017.3~4頭頸部癌診断治療における頭頸部外科部の試みとして4つの課題を取り上げた。
1)頭頸部癌における頸部リンパ節転移とセンチネルリンパ節生検術
2)扁平上皮癌において発現するTGFβシグナル関連分子/CD109
3)サルコペニア(骨格筋の減少)が頭頸部がんの予後に与える影響
4)FDG-PET/CTによる頭頸部癌診断と利用法
病院 臨床検査部[PDFファイル/1.9MB] 2017.3~4「採血から検査結果がでるまでの説明」
体の状態や病気の程度を調べるためには、血液検査が必要です。採血室で採血された検体がどのような工程を経て結果が提出されるかを説明します。検査部では安全な採血と迅速かつ正確に検査結果を出すよう日々努力しています。
病院 形成外科部[PDFファイル/1.2MB] 2017.1~2がんの治療では手術による根治性が求められますが、同時に手術後の生活の質(QOL)の維持や社会復帰が求められます。再建を行うことによって、失われる機能や形態をなるべくもとに近づけることにより手術後の生活の質向上を目指しています。 
病院 呼吸器内科部[PDFファイル/82MB] 2017.1~2肺がんに対する薬物治療としては、抗がん剤を用いる化学療法、遺伝子異常に対する分子標的療法、そして最近開発された免疫療法が3本柱になっています。情報広場では肺がんに対する最新の治療法について掲示します。
研究所 腫瘍医化学部[PDFファイル/1.3MB] 2017.1~3腫瘍医化学部は、次世代の分子標的となりうるChk1、Auroraキナーゼ、Plkキナーゼ群を中心に研究を行っており、これらの解析を推し進めることで、新たながん治療戦略を提案できればと考えています。
病院 消化器内科部[PDFファイル/2.3MB] 2016.11~12「膵のう胞について」
消化器内科部では、9月より毎週金曜日に”膵のう胞外来”を新設いたしました。 膵のう胞は、”のう胞自体の癌化”と”通常型膵癌発生”の2つのリスクを指摘されており非常に注目されています。検査結果の説明、経過観察方法や質問事項にいたるまで膵のう胞についてのお話を詳しくさせていただきます。
病院 内視鏡部[PDFファイル/1.7MB] 2016.11~12「早期胃癌とNBI併用拡大内視鏡診断について」
内視鏡を用いた診断や治療は、内視鏡機器の進歩や技術の向上により、年々進化しています。内視鏡部では早期胃癌を例に挙げNBI併用拡大内視鏡を用いた診断の実際について紹介させて頂きます。
研究所 分子病態学部[PDFファイル/598KB] 2016.10~12当部では主に疾患モデルマウスを用いて、がんの悪性化の仕組みや「がん悪液質」について研究を行っています。今回は、「大腸がんの転移を制御する遺伝子の探索」と「がん悪液質発症機構の解明」について紹介します。
病院 看護部[PDFファイル/1.4MB] 2016.9~10「がんの親を持つ子どもへのケア」
ご自身ががんであることをお子さんにどう伝えればいいのか悩んでおられる方も多いかと思います。当院の看護師が中心となってチームで実践している、親が、がんであることをお子さんへ伝えることの意味やお子さんへのケアの取り組みについてご紹介します。
病院 看護部[PDFファイル/529KB] 2016.9~10「歯科受診のすすめ」
がんの治療には口腔管理が大切になります。治療が継続できるよう、地域の歯科医との連携、歯科受診に関する情報や、口内炎などの対処についてご紹介します。
病院 薬剤部[PDFファイル/2.0MB] 2016.9~10薬剤部では来院される方へ向けて、以下の3つについてご紹介します。
(1)薬剤部が各部署で日頃から取り組んでいる業務
(2)抗がん剤の副作用について、副作用が発現する期間や自分で出来る対策
(3)新免疫治療薬のオプジーボ®について
病院 循環器科部[PDFファイル/1.1MB] 2016.7~8「漢方診療について」
循環器疾患で問題となる肥満とがん漢方を中心に行っています。がん漢方には良好な研究成果があるが、問題点も多い。当科は、問題点を回避しながらがん漢方を慎重に行っています。要望の多い中医薬“カイジ”にも対応可能となりました。
病院 緩和ケア部[PDFファイル/759KB] 2016.7~8「2016がんの家族教室(緩和ケアセンター主催)スライド・ダイジェスト」
がん患者さんの家族は「第二の患者」として、その心身の不調に注意が向けられてきました。最近では、それを予防するために、がんについて医療者と共に学んでいくことが推奨されています。そのためのひとつの方法が「家族教室」です。
研究所 感染腫瘍学部[PDFファイル/2.2MB] 2016.7~9「がんの弱みを叩く分子標的研究とは」
現在、様々ながんにおいて用いられている分子標的薬ですが、そもそもどのようにして効くのでしょうか?分子標的研究では、がん特有の異常な分子を探して、それが実際のがんで本当に大事なのか、薬の標的として適切かといったことを調べ、次世代の分子標的薬を目指しています。
病院 外来部(皮膚科)[PDFファイル/5.5MB] 2016.5~6「皮膚癌(悪性黒色腫について)」
悪性黒色腫は、メラニンを作る色素細胞が癌化した悪性腫瘍で、皮膚の他に粘膜にもできる。病型は4型あり、日本人は末端黒子型が多い。手術治療が基本。最近、手術不能進行期例にも新しい免疫療法や分子標的薬が認可された。
病院 婦人科[PDFファイル/2.9MB] 2016.3~4「子宮頸がんについて」
我々の使命は、それぞれの患者さんに、最善の治療を行うことです。このため、できる限りの今ある手段を駆使し、患者さん主体に、医師、看護師、薬剤師、技師ら他職種がチーム一丸となって日々進行がんや難治性がんの治療にとりくんでおります。しかしながら、常に、できるだけ、子宮頸癌(けいがん)になる前に病気を見つけて、命も子宮も守って欲しいと思っております。本日は、子宮頸がんの正しい知識を知っていただき、お帰りになられましたら、ご自身のみならず、大切な家族やパートナーにがん検診を勧めていただきたいと思います。
病院 整形外科部[PDFファイル/1.4MB] 2016.1~2骨軟部腫瘍(こつなんぶしゅよう)について
病院 泌尿器科部[PDFファイル/1.2MB] 2016.1~2「局所前立腺癌に対する治療:ロボット支援前立腺全摘除の利点」
局所前立腺癌に対する治療の中で、手術の利益として腫瘍を体外に摘出し根治性が期待できる面がある一方、不利益として機能障害(尿失禁、性機能の低下)、侵襲(創部痛、術中の出血)が問題とされてきました。それらの不利益を克服する手段として、最新式手術用ロボット(ダヴィンチXi)を2015年7月より導入しました。ロボット手術の登場により、機能の温存(尿失禁の改善、排尿機能、性機能の維持)低侵襲の実現(出血、創部痛の軽減)、 がんの制御の向上が大きく改善する可能性があると考えています。
研究所 遺伝子医療研究部[PDFファイル/903KB] 2016.1~3「遺伝子と病気」
病気の治療法の改善のためには、様々な方面から、その病気について研究することが大切です。遺伝子医療研究部では、遺伝子に焦点を当てることで、病気の本態を明らかにすることを試みています。今回は、遺伝子とは何かという話から始まり、更に、遺伝子を対象とした体質やがん研究とその治療応用について紹介しています。
病院 乳腺科部[PDFファイル/1.2MB] 2015.11~12「乳がんの疫学・診断・治療について」
「がん情報広場」を見て下さり、誠にありがとうございます。情報広場では、乳がんに関する情報と最新の治療の概要を掲示しています。我々は、当科を受診されたすべての患者さんに対して、根拠に基づいた高い水準での診断・治療を行うと共に、患者と医師との関係は信託(信じて託す)であると考え、インフォームドコンセントにより個々の患者さんに最も適した治療法をお勧めしています。
病院 消化器外科部[PDFファイル/985KB] 2015.11~12膵切除術について
病院 呼吸器外科[PDFファイル/2.0MB] 2015.9~10肺がんに対する当院の外科治療概略と特徴
病院 輸血部[PDFファイル/4.2MB] 2015.5~6輸血部は、当センター設立時より病院部門として、「適正かつ安全な輸血療法」を使命として、生命に直結しうる輸血関連検査と、生物製剤である輸血用血液製剤の一元管理業務を担い、50年目を迎えました。日頃の安全への取り組みと共に、患者皆様にご理解・ご協力頂きたい項目も含め、業務紹介を致します。
病院 薬物療法部[PDFファイル/2.2MB] 2015.5~6薬物療法部は、化学療法(抗がん剤治療)を専門とする腫瘍内科医による診療部門です。現在では消化管がん(胃がん、大腸がん、食道がんなど)を中心に、原発不明がん、肉腫、胚細胞腫瘍などの患者さんに対する化学療法を専門的に行っています。胃がん・大腸がんの分野における化学療法は近年著しく進歩し、積極的に適切な抗がん剤治療を行うことで生活の質を維持したまま生存期間の延長が得られるようになってきました。大腸がんでは新規抗がん剤治療の登場、ドラッグラグの解消により生存期間が延長しています。胃がんでは全体の約15%を占めるHER2陽性がんに対する分子標的薬治療の登場により、やはり予後が改善してきています。当院の薬物療法部の新規患者数は年々増加傾向であり、大腸がん・胃がんの新規患者さんが依然多くを占めています。化学療法には大きく2つの目的があります。手術や放射線の効果を高めて再発を予防する目的に行われる補助化学療法は、投与期間が6か月~1年と決まっています。一方で、根治手術ができない患者さんに対する緩和的化学療法は、良い生活をできるだけ長く続ける目的で行われ、治療期間は決まっていません。治療は有効性と安全性が確立された標準治療を行うことが基本ですが、当院では新しい治療の正しい評価を行うための臨床試験やまだ日本で製造販売承認されていない新規抗がん剤の治験といった試験治療についても積極的に行い、さらなる良い治療が早く患者さんに届けられるよう努力しています。そのためにも、消化器外科、放射線治療科などの他科との連携や、症状緩和などの全人的な治療を行う緩和ケアセンターと密に連携をとりながら治療に当たっています。最近の抗がん剤治療は入院治療から外来治療にシフトしてきています。当院の外来化学療法センターは1日あたり80~100人の治療を行い、がん化学療法看護認定看護師を中心に、豊富な経験を病院全体で共有するよう努めています。最近、大腸がんに飲み薬の抗がん剤が2つ登場しています。スチバーガは手足症候群などの副作用が強く出ますので、外来化学療法センターの看護師さんに診察前問診を行ってもらっています。ロンサーフは服用スケジュールが煩雑ですので、外来化学療法センターの薬剤師さんに診察前問診を行ってもらっています。今後も病院一体となった取り組みを続けていきます。
研究所 分子病態学部[PDFファイル/793KB] 2014.10~12当部では疾患モデルマウスを用いて、がんの発生・悪性化の仕組みやがん悪液質について研究を行っています。今回はこれらの研究のうち、「がん微小環境と大腸がんの悪性化」と「がん悪液質発症機構の解明」について紹介します。
病院 薬剤部[PDFファイル/4.3MB] 2014.9~10どこで何をしているか分かり難いと言われる病院薬剤師の業務を、分かりやすく説明いたしました。また、抗がん剤治療における副作用の一部について、薬剤師からのアドバイスを掲載しました。
病院 看護部[PDFファイル/555KB] 2014.9~10「外来化療センターの最新の取り組みと看護」
治療を受けながらこれまでの生活を継続できることが、外来治療の大きなメリットになります。その反面、患者さんご自身が副作用対策を行わなければなりません。患者さんの負担が少しでも軽減でき、安心して治療が受けられるようにスタッフ全員で取り組んでいます。
病院 看護部[PDFファイル/1.5MB] 2014.9~10入院時から始める退院支援
病院 看護部[PDFファイル/630KB] 2014.9~10リンパ浮腫外来の紹介
中央病院 緩和ケア部[PDFファイル/6.0MB] 2012.7「がんと診断されたら緩和ケア」
「がんと診断されたら緩和ケア」というスローガンをもとに緩和ケアとは何か、いつからおこなうべきものなのか?など緩和ケアの基本知識とがん診療連携拠点病院における緩和ケアチームの活動内容をご紹介致します。
中央病院 循環器科部[PDFファイル/1.5MB] 2012.7「がんと漢方」
漢方は四千年間の知識の集積です。この漢方が、がん治療という現代医学で最もホットな局面の一つに歴史的には予想もできなかったような形で貢献し始めています。漢方や心臓病、肥満に関して、お問い合わせ等ございましたら、お気軽にご相談ください。
研究所 分子病態学部[PDFファイル/3.1MB] 2012.7「マウスモデルを使ったがん研究」
分子病態学部では、がんの病態解明と新しいがん治療薬の開発を目指しています。主にマウスモデルを用いて、(1)がんの進行に関与する遺伝子の同定、(2)抗がん剤の効果や毒性の確認、(3)がん細胞や抗がん剤の体内での動きの追跡、といった研究をおこなっています。
中央病院 外来部[PDFファイル/3.2MB] 2012.5「外来部は院内外の連携の要」
外来部の役割は、地域の医療機関との連携(退院調整を含みます)、各診療科と協力しながら外来診療の質を向上させること、高度化する医療に対する患者さんの不安を和らげる相談支援など当院のサービス機能を横断的に調整することです。
中央病院 消化器外科部[PDFファイル/6.3MB] 2012.5「食道がんの手術について」
食道がんはリンパ節転移が広範囲に及ぶため、頚部、胸部、腹部の3領域にわたるリンパ節郭清とともにがんを含めた食道の切除再建を行います。負担の大きな手術ですが、様々な工夫をしてより安全で合併症の少ない手術を目指しています。
研究所 腫瘍ウイルス学部[PDFファイル/877KB] 2012.4今回の展示では、一般の皆さんに「ヒトがんウイルス」について基本的なことを理解していただくため、ウイルス一般的性質からはじめて、ヒトにがんを起こすウイルスの代表であるヒト肝炎ウイルス、パピローマウイルス、EBウイルスなどについて概説しました。
中央病院 放射線治療部[PDFファイル/3.3MB] 2012.3放射線治療機器、技術の進歩で治療効果の改善だけでなくダメージの少ない治療が可能になりました。一方で複雑な治療技術には精度・安全管理にいっそうの配慮も必要になっています。我々は放射線治療医、技師、医学物理士、認定看護師によるチーム医療をもとに更に質の高い治療を目指し日々取り組んでいます。
中央病院
放射線診断部・IVR部[PDFファイル/2.7MB]
2012.3「扉のむこう」
2F放射線診断部・IVR部内では多くのスタッフが働いています。今回の情報広場では、放射線診断部・IVR部で行われている業務を紹介するとともに、普段は入ることの出来ない検査室の裏側と、働くスタッフ達の様子をお伝えします。
中央病院 婦人科部[PDFファイル/318KB] 2012.1「子宮頸部円錐切除術とは?? -子宮頸部異形成~上皮内癌の治療-」
子宮頸部円錐切除術は子宮頸部異形成?上皮内癌?微小浸潤癌の治療の一つです。切除した子宮頸部の病理検査により詳細な診断が可能であること、手術機器が入手し易いこと、手技が簡便であることなど利点が多く、最も広く行われています。今回は当院での概要を記します。
中央病院 集中治療部[PDFファイル/3.3MB] 2012.1当院の集中治療部は術後の集中管理、骨髄移植の管理、入院患者急変時の全身管理を主に行っています。平成21年度では1,057名が集中治療部に入室し、質の高い看護・医療を提供しています。また、肺炎などの人工呼吸器管理では、呼吸サポートチーム(RST)が積極的に関与しています。チームは医師、集中ケア認定看護師、臨床工学技士、理学療法士の多職種からなっています。これらのチーム医療を通して、われわれは集中治療部へ入室した患者さんの死亡率ZEROを目指し、最新で最良の医療を提供できるようにしています。
研究所 腫瘍免疫学部[PDFファイル/30KB] 2012.1腫瘍免疫学部では、ヒトの免疫細胞を用いた非臨床研究に加え、全国レベルの多施設共同研究として T細胞抗原受容体遺伝子を用いた免疫遺伝子治療の臨床研究に参加しています。今回はその T 細胞免疫療法の基礎をご紹介いたします。
中央病院 泌尿器科部[PDFファイル/357KB] 2011.11小線源治療は、放射線を出す小さな金属を前立腺のなかに直接挿入し、放射線を照射する方法です。この治療は、前立腺全摘術に比べて侵襲が少なく、外部照射法に比べて治療期間が短いことから、早期の社会復帰が可能です。前立腺全摘術で問題となる尿失禁と勃起不全は、小線源療法では少ないと言われています。
中央病院 整形外科部[PDFファイル/180KB] 2011.11軟部肉腫は発生母地によって脂肪、筋肉、神経、血管などの組織から発生した肉腫の総称で60%近くが下肢に発生します。一般的に周囲組織に浸潤する傾向が強く再発しやすい腫瘍のため術前診断と適切な治療が大切です。
研究所 遺伝子医療研究部[PDFファイル/161KB] 2011.10遺伝子医療研究部では、白血病や悪性リンパ腫などの血液・リンパ系の腫瘍を対象に、その成因・診断・分類に重要な遺伝子について研究しています。最近、リンパ性白血病についてはERG、リンパ腫についてはFOXO3, PRDM1という遺伝子が病因として重要であることを見出しました。診断や治療に役立つかもしれません。
中央病院 形成外科部[PDFファイル/320KB] 2011.09形成外科では、口腔癌や咽頭癌・乳房切除後に、体のさまざまな部位から組織を移植する再建手術を行っています。手術によってやむを得ず切除されてしまった機能や形態をなるべくもとに近づけることにより術後の生活の質向上を目指しています。
中央病院 頭頸部外科部[PDFファイル/2.1MB] 2011.09頭頸部癌治療における頭頸部外科部の試みとして5つの課題を取り上げた。
1)機能温存外科治療の開発、2)咽頭がんに対する狭帯域光観察(NBI)内視鏡検査による早期発見と内視鏡下経口的切除、3)センチネルリンパ節ナビゲーション手術、4)抗がん剤の感受性試験、5)進行頭頸部癌の症状と機能に関する研究。
研究所 分子腫瘍学部[PDFファイル/1.5MB] 2011.07分子腫瘍学部ではヒト固形腫瘍の発がん機構を分子レベルで解明し、新たな診断法や分子標的治療法に展開する研究を行っている。現在、がん遺伝子や腫瘍抑制遺伝子に関する遺伝子レベルでの解析を進めている。
中央病院 遺伝子病理診断部[PDFファイル/9.2MB] 2011.07遺伝子病理診断部は、患者さんと接する機会はありませんが、腫瘍の性質を判断し臨床医師に伝え、治療が効果的に行われているかなどの重要な診断業務を担っています。今回はその活動をもう少し詳しくご紹介します。
中央病院 輸血部[PDFファイル/3.8MB] 2011.07輸血部では、「適正かつ安全な輸血療法」のために必要な、輸血検査と血液製剤の管理を主に行い、病院各部門と協力して、良質で安全な「がん医療」を支えます。最新情報は、輸血部ホームページをご覧ください。皆様より一層のご理解が頂ければと存じます。
中央病院 臨床検査部[PDFファイル/3.0MB] 2011.03臨床検査部って何をしているの?
臨床検査部は7つの臨床検査室から構成され、病気の診断・治療を行うためにとても大事な検査を行っています。それぞれの部門でどのような検査が行われ、結果が報告されるのか紹介します。
研究所 中央実験室[PDFファイル/463KB] 2011.03中央実験室は、共同利用機器の維持管理を行っている。本研究所で利用している最新機器の一部を紹介する。また、中央実験室独自の研究としてミトコンドリアDNAの多型と食道がんのリスクに関する研究を行っている。
中央病院 消化器外科部[PDFファイル/935KB] 2010.11直腸がん治療は、外科切除が第一選択ですが、解剖学的に複雑であり、再発率(特に局所再発)が高いです。直腸・肛門管・肛門の構造、手術術式の決定、術後合併症と対策、術後後遺症、病期、予後について説明します。
研究所 腫瘍病理学部[PDFファイル/2.4MB] 2010.11多種類のがんに対して、がんの系統(発生母地)別に細胞への高浸透性を発揮するペプチドを開発し、これらを医療へ応用する技術研究を行っています。また、肺がん用の分子標的薬が胃癌の腹膜転移病巣にも有効であり、新たながん治療法の展開に向けた研究を図っています。
中央病院 乳腺科部[PDFファイル/1.1MB] 2010.07乳癌の罹患率・死亡率は増加し、死亡者数は1万人を越えている。死亡率を減らすためには、検診を奨励し早期発見に努めることはもとより、診断技術の向上および手術、放射線療法、薬物療法を駆使した集学的治療が不可欠である。
研究所 疫学・予防部[PDFファイル/991KB] 2010.07喫煙は、がんや心筋梗塞など様々な病気の原因となります。禁煙により、多くの病気を予防することができます。愛知県がんセンターの禁煙外来では、疫学・予防部の医師が中心となって禁煙のお手伝いをしています。