泌尿器科部
令和6年5月改訂
概要
泌尿器科は、前立腺、膀胱、腎臓、精巣、腎盂尿管など尿路に発生した悪性腫瘍の診断と治療を行う科です。排尿および男性機能に関連する臓器を扱うため、根治性とともに生活の質(QOL:Quality of Life)を維持できるように治療を行っております。『最良の医療を迅速かつ安全に提供する』をスローガンとして日々診療にあたっています。最先端の医療がすべての患者さんにおいて最適な医療とは限りません。患者さんの価値観に基づき、一人一人に最良の医療が提供できるよう心掛けております。患者さんの病気を治すのはもちろんのこと、不安、心配を取り除き、これまでの日常を早く取り戻せるようにお手伝いさせていただきます。総合がんセンターである強みをいかして、がん診療に関する多職種の専門家と連携して一丸となって診療にあたっています。
小島 崇宏 部長
診療内容
診療内容の特徴
がん専門病院として、診断から治療まで一貫した治療を行います。がん治療に特化した確かな知識、技術のもと、患者さんに満足していていただける治療体制を構築しております。診断や治療を他の病院で受けられた患者さんは、紹介状、写真、病理標本などの持参をお願いします。前医での検査結果や治療経過などは当院の診療にたいへん役立ちます。
セカンドオピニオン外来も積極的に行っております。ご自身の病状や治療で不安、疑問に思われていることをお気軽に相談いただければと思います。当科における診断・治療に関する考え方、治療方針について説明させていただきます。インターネットとオンライン診療サービスを用いたオンラインセカンドオピニオンも行っています。
セカンドオピニオン実績
セカンドオピニオン件数 | ||||
---|---|---|---|---|
H30年 | R1年 | R2年 | R3年 | R4年 |
82 | 87 | 72 | 88 | 113 |
早期がん
がんの根治と機能温存を目指した低侵襲手術(腹腔鏡手術、ロボット支援下手術)を中心に行っています。すべての泌尿器がん(前立腺がん、腎がん、膀胱がん、腎盂尿管がん)に対して、最新のダビンチXiを用いたロボット手術が当院では可能です。がんは早期発見された場合には多くの場合には根治を目指せます。そのため、治療後のQOLを維持することが重要になります。当院では、腹腔鏡手術およびロボット手術の認定医の参加のもとに、積極的に機能温存手術を行い、患者さんのQOLの維持に努めています。
局所進行がん
局所進行がんにおいては、治療後の再発をなるべく減らすことが重要になります。放射線治療部や薬物療法部と連携し、手術、抗がん剤、放射線治療などを組み合わせた集学的治療を行うことにより治療成績の向上を目指しております。病気の広がりにより広範囲な手術が必要であれば、他の診療科と合同で拡大切除を行い、がんの根治を目指します。
進行がん、再発がん
薬物療法部と連携して、最新のエビデンスに基づいた抗がん剤、免疫治療を行います。標準治療で再発した患者さんには、がんゲノム医療拠点病院としてがんゲノム医療についてご説明させていただきます。がん遺伝子パネル検査を行った上で、患者さん一人ひとりのがんにあわせた治療を行っています。MONSTAR-SCREEN-2にご参加いただき、特定の遺伝子変化が見つかった患者さんでは、新薬の臨床試験に参加できる可能性があります。
新たな標準治療の開発のために、臨床試験、治験にも力を入れています。
疾患ごとの診療内容の特徴
前立腺がん
前立腺がんは、病期(ステージ)、がんの悪性度、体の状態などから治療方針を検討します。複数の治療選択肢から患者さんと医療者が相談しながら決定することとなります。従って、十分に病気・治療内容を理解していただく必要があります。当院では、様々な治療を選択していただくことができます。陽子線治療以外の標準治療が可能です。
以下、診断から治療までの当院での診療内容です。
前立腺がんの確定診断には前立腺生検によるがん細胞の確認が必要です。診断精度、病期診断の向上を目的に、MRIを行った後に通常経直腸的前立腺生検を行います。生検で前立腺がんが検出されなかった場合でも偽陰性の可能性があり、再生検が必要となる場合があります。当院では、通常生検では検出できない部位に病変が存在する可能性がある場合、初回の生検で診断がつかなかった場合は、経会陰的前立腺多数箇所生検をお勧めしています。
転移のない症例では、監視療法、手術、放射線治療が適応となります。それぞれの治療内容を理解し、治療決定する必要があります。当院では、手術ではロボット支援下手術を行っており、低侵襲で高精度な手術を行っています。放射線治療としては、放射線外照射(強度変調放射線照射;IMRT)と小線源治療の両方を行っています。
転移のある症例では、内分泌治療が行われます。転移の状態によっては、放射線治療を追加する事を考慮します。内分泌治療が効かなくなったら、遺伝子変異の有無を調べ、使用可能な薬剤がないか検討します。
腎がん
早期がんでは、ロボット支援下による腎部分切除を行います。部分切除が困難な場合には、腹腔鏡による全摘を行い、体への負担を最小限にいたします。ご高齢の方や合併症で手術が困難な方、手術を希望されない方に対しては定位放射線治療を行っています。高精度放射線治療である定位放射線治療は原発性腎がんに対して保険適応となっています。当院では、放射線治療部といち早く連携して、手術が困難な方に対して定位放射線治療を行っています。
局所進行がんにおいては、分子標的薬や免疫治療を術前に用いて腫瘍の縮小を図ってから手術を行うことがあります。
転移性、再発性がんにおいては、免疫療法の併用または免疫療法と血管新生阻害剤の併用による最新の治療が可能です。免疫関連の有害事象に対しても、がんセンターとしてチームを有しており迅速に対応しております。
膀胱がん
膀胱がんの治療は、筋層浸潤を有さない早期の筋層非浸潤がんと、筋層浸潤を有する浸潤がん(浸潤性膀胱がん)に分けて考えます。
筋層非浸潤がん
経尿道的腫瘍切除によって腫瘍を摘除しますが、膀胱内に再発を繰り返すことが問題となります。腫瘍切除時に光線力学診断剤(アミノレブリンサン酸塩酸塩顆粒剤)を用いることにより、可視化される前の微小病変や前癌病変を同定することが可能となり、手術後の再発を低下させることができます。当院では光線力学診断剤を併用した内視鏡システムを積極的に使用して再発の低下に努めています。
筋層浸潤がん
筋層浸潤性膀胱がんに対する標準治療は膀胱全摘です。ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術は2018年に本邦で保険適応となり、現在急速に普及しています。これまでの開放手術と比べて、体への負担が軽く、輸血率や入院期間が減少します。当院におきましても2021年から本術式を開始いたしました。膀胱摘除後の尿路変更は回腸導管が最も多いですが、適応があればストーマを必要としない新膀胱も積極的に行っています。
一方、膀胱全摘を行うと尿路変更が必要になり、QOLの低下が問題となっています。抗がん剤と放射線治療を組み合わせた膀胱温存療法は、適切な患者さんに治療を行えば生命予後を損なうことなく膀胱を温存することができることがわかってきました。当院では、浸潤性膀胱がんであっても、膀胱温存を希望される患者さんに対しては、十分な説明のもとに、放射線治療部と連携を行い、抗がん剤の治療、放射線療法を組み合わせた膀胱温存療法に積極的に取り組んでおります。膀胱温存をご希望の方はお気軽に外来にご相談ください。
再発性がん、転移性がん
抗がん剤による全身治療が標準治療です。腫瘍が縮小した場合には、抗がん剤に引き続いて免疫療法(アベルマブ)を行うことにより、さらなる治療成績の向上が期待できます。抗がん剤で治療効果が見られない場合にも免疫療法(キートルーダ)を行います。免疫療法に抵抗性を示す患者さんを対象に複数の治験が現在実施中です(詳しくは臓器別一覧「尿路上皮」をご覧ください)。
腎盂尿管がん
腎盂尿管がんの組織像は膀胱がんと類似していますが、膀胱がんに比べて発生頻度は低くなります。診断には尿管鏡による生検が必要です。がんの悪性度に応じて適切な治療方法を検討いたします。下部尿管がんで悪性度が低い場合には、腎を温存する尿管部分切除も考慮されます。転移が無い場合、一般的には患側の腎・尿管および尿管開口部周囲の膀胱壁を合併切除します。術前の病気の広がりに応じて、ロボット支援下による手術や開腹による手術を行います。転移が無くても、根治切除が困難であると判断される筋層浸潤がんの場合、抗がん剤による化学療法を施行した後に手術を行うことがあります。手術後、病理検査の結果にて再発の危険性が高いと判断される場合は、術後に化学療法を施行することもあります。再発性、転移性の場合は、膀胱がんに準じた薬物療法が行われます。
精巣がん
男性の全腫瘍の1%程度と発生頻度は低いですが、15~35歳の男性においては最も多い悪性腫瘍です。精巣がんと診断がついたら、まず高位精巣摘除術を行います。転移を認めない場合には、精巣摘除後に経過観察することがほとんどです。経過観察中に20ー30%の方が再発しますが、適切な治療(抗がん剤や放射線治療)により、多くの患者さんが治癒いたします。一方、初診時からリンパ節転移や内臓への転移をみとめた場合には、抗がん剤による治療を行います。精巣腫瘍では、転移を認めても、抗がん剤治療を適切に行うことにより、80%以上の患者さんで治癒が期待できます。抗がん剤により腫瘍マーカーが陰性化した後に残存腫瘍を摘出することが多くの場合で必要になります。当科では、診断から薬物治療、残存腫瘍の摘除まで、総合がんセンターとして一貫した治療を提供いたします。難治性の場合には、薬物療法部と連携して、救済化学療法を行い、治癒を目指します。
副腎がん、陰茎がん、尿道がんなど
泌尿器がんの中でも頻度が低く希少がんに含まれます。
国内外のガイドラインに基づき、組織型および進行度よって治療方針を決めております。放射線診療部、薬物療法部と連携して集学的な治療にて根治を目指します。これら希少がんに対する標準的な薬物治療は限られています。再発例や転移を有する患者さんにおきましては、がんパネル検査によるがんゲノム医療を提供し、一人ひとりのがんにあわせた治療の可能性を検討します。
MONSTAR-SCREEN-2にご参加いただき、特定の遺伝子変化が見つかった患者さんでは、新薬の臨床試験に参加できる可能性があります。
スタッフ紹介
日本泌尿器内視鏡学会 腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会 技術認定医
ロボット(da Vinci Xi)手術認定医
ロボット(da Vinci Xi)手術プロクター 指導医
日本泌尿器科学会
日本癌治療学会
日本癌学会
日本内視鏡外科学会
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会
日本泌尿器腫瘍学会
日本臨床腫瘍学会
日本サルコーマ治療研究学会
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本泌尿器内視鏡学会 泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会 技術認定医
ロボット(da Vinci Xi)手術認定医
ロボット(da Vinci Xi)手術プロクター 指導医
日本泌尿器科学会
日本癌治療学会
日本癌学会
日本内視鏡外科学会
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会
日本泌尿器腫瘍学会
日本サルコーマ治療研究学会
ロボット(da Vinci Xi)手術認定医
日本泌尿器科学会
日本癌治療学会
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会
日本泌尿器腫瘍学会
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会
外来診療担当医
月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|
小島(初診) 筏井 加藤 | - | 小島 北野 加藤(初診) | 担当医(初診) | 北野(初診) 筏井 加藤 |
患者さんへのメッセージ
診療実績
2022年までの手術件数
腎がんに対する治療
2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | |
---|---|---|---|---|---|
腎摘除術 | 20 | 20 | 19 | 22 | 17 |
根治的腎全摘除術 (うち腹腔鏡またはロボット支援) | 11(9) | 10(9) | 10(6) | 5(3) | 7(6) |
腎部分切除術 (うちロボット支援) | 9(8) | 10(9) | 9(9) | 17(17) | 8(8) |
定位照射 | ー | ー | ー | 2 | 2 |
腎尿管がん、副腎に対する治療
2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | |
---|---|---|---|---|---|
腎尿管摘除術 (うち腹腔鏡またはロボット支援) | 2 | 9 | 7 | 11(6) | 14(8) |
尿管鏡検査 | 5 | 3 | 5 | 19 | 17 |
腹腔鏡下副腎摘除術 | 1 | 1 | 3 | 3 | 2 |
前立腺がんに対する治療
2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | |
---|---|---|---|---|---|
ロボット支援下前立腺全摘除術 | 66 | 54 | 48 | 42 | 37 |
うち後腹膜 | 6 | 12 | 6 | ー | 4 |
うち拡大LN郭清 | 15 | 14 | 10 | 19 | 10 |
小線源治療 | 8 | ー | 8 | 8 | 9 |
外照射(IMRT) | 41 | 40 | 38 | 34 | 41 |
Salvage RT | ― | 8 | 6 | 8 | 4 |
膀胱がんに対する治療
2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | |
---|---|---|---|---|---|
膀胱全摘除術 (うちロボット支援) | 6 | 3 | 8 | 13(4) | 13(12) |
回腸導管 | 2 | 1 | 4 | 9 | 6 |
新膀胱 | ー | ー | ー | ー | 2 |
尿管皮膚瘻 | 4 | 2 | 4 | 4 | 5 |
膀胱温存療法 | ー | ー | ー | 1 | 4 |
膀胱部分切除 | ー | 1 | ー | 1 | ー |
TURBT | 80 | 75 | 59 | 67 | 62 |
研究実績
令和5年6月改訂
原著論文
英文
- Kobayashi M, Narita S, Matsui Y, Kanda S, Hidaka Y, Abe H, Tsuzuki T, Ito K, Kojima T, Kato M, Hatakeyama S, Matsushita Y, Naito S, Shiga M, Miyake M, Muro Y, Nakanishi S, Kato Y, Shibuya T, Hayashi T, Yasumoto H, Yoshida T, Uemura M, Taoka R, Kamiyama M, Morita S, Habuchi T, Ogawa O, Nishiyama H, Kitamura H, Kobayashi T; Japan Urological Oncology Group. Impact of histological variants on outcomes in patients with urothelial carcinoma treated with pembrolizumab: a propensity score matching analysis. BJU Int. 2022 ;130:226-234.
- Kobayashi T, Ito K, Kojima T, Maruyama S, Mukai S, Tsutsumi M, Miki J, Okuno T, Yoshio Y, Matsumoto H, Shimazui T, Segawa T, Karashima T, Masui K, Fukuta F, Tashiro K, Imai K, Suekane S, Nagasawa S, Higashi S, Fukui T, Ogawa O, Kitamura H, Nishiyama H. Pre-pembrolizumab neutrophil-to-lymphocyte ratio (NLR) predicts the efficacy of second-line pembrolizumab treatment in urothelial cancer regardless of the pre-chemo NLR. Cancer Immunol Immunother. 2022;71:461-471.
- Nishiyama N, Kobayashi T, Narita S, Hidaka Y, Ito K, Maruyama S, Mukai S, Tsutsumi M, Miki J, Okuno T, Yoshio Y, Matsumoto H, Shimazui T, Segawa T, Karashima T, Masui K, Fukuta F, Tashiro K, Imai K, Suekane S, Nagasawa S, Higashi S, Fukui T, Kojima T, Morita S, Ogawa O, Nishiyama H, Kitamura H; Japan Urological Oncology Group. Efficacy and safety of pembrolizumab for older patients with chemoresistant urothelial carcinoma assessed using propensity score matching. J Geriatr Oncol. 2022;13:88-93.
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- Akamatsu S, Terada N, Takata R, Kinoshita H, Shimatani K, Momozawa Y, Yamamoto M, Tada H, Kawamorita N, Narita S, Kato T, Nitta M, Kandori S, Koike Y, Inazawa J, Kimura T, Kimura H, Kojima T, Terachi T, Sugimoto M, Habuchi T, Arai Y, Yamamoto S, Matsuda T, Obara W, Kamoto T, Inoue T, Nakagawa H, Ogawa O. Clinical Utility of Germline Genetic Testing in Japanese Men Undergoing Prostate Biopsy. JNCI Cancer Spectr. 2022;6:pkac001.
- Tomida R, Miyake M, Minato R, Sawada Y, Matsumura M, Iida K, Hori S, Fukui S, Ohyama C, Miyake H, Hongo F, Taoka R, Kobayashi T, Kojima T, Matsui Y, Nishiyama N, Kitamura H, Nishiyama H, Fujimoto K, Hashine K; Japanese Urological Oncology Group. Impact of carcinoma in situ on the outcome of intravesical Bacillus Calmette-Guérin therapy for non-muscle-invasive bladder cancer: a comparative analysis of large real-world data. Int J Clin Oncol. 2022;27:958-968.
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- Kato R, Kojima T, Sazuka T, Yamamoto H, Fukuda S, Yamana K, Sugino Y, Hamamoto S, Nakaigawa N, Kabu K, Murakami H, Obara W. A Multicentre Retrospective Study of Nivolumab Plus Ipilimumab for Untreated Metastatic Renal Cell Carcinoma. Anticancer Res. 2021;41: 6199-6209.
- Kato M, Kobayashi T, Matsui Y, Ito K, Hikami K, Yamada T, Ogawa K, Nakamura K, Sassa N, Yokomizo A, Abe T, Tsuchihashi K, Tatarano S, Inokuchi J, Tomida R, Fujiwara M, Takahashi A, Matsumoto K, Shimizu K, Araki H, Kurahashi R, Ozaki Y, Tashiro Y, Uegaki M, Kojima T, Uchida J, Ogawa O, Nishiyama H, Kitamura H; Japan Urological Oncology Group. Impact of the objective response to and number of cycles of platinum-based first-line chemotherapy for metastatic urothelial carcinoma on overall survival of patients treated with pembrolizumab. Int J Urol. 2021;28: 1261-1267.
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- Mizuno K, Sumiyoshi T, Okegawa T, Terada N, Ishitoya S, Miyazaki Y, Kojima T, Katayama H, Fujimoto N, Hatakeyama S, Shiota M, Yoshimura K, Matsui Y, Narita S, Matsumoto H, Kurahashi R, Kanno H, Ito K, Kimura H, Kamiyama Y, Sunada T, Goto T, Kobayashi T, Yamada H, Tsuchiya N, Kamba T, Matsuyama H, Habuchi T, Eto M, Ohyama C, Ito A, Nishiyama H, Okuno H, Kamoto T, Fujimoto A, Ogawa O, Akamatsu S. Clinical Impact of Detecting Low-Frequency Variants in Cell-Free DNA on Treatment of Castration-Resistant Prostate Cancer. Clin Cancer Res. 2021;27: 6164-6173.
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和文
- 田中 隆造, 星 昭夫, 山口 茜, 野中 遥奈, 新田 聡, 古城 公佑, 南雲 義之, 池田 篤史, 松岡 妙子, 木村 友和, 神鳥 周也, 和久 夏井, 根来 宏光, 小島 崇宏, 河合 弘二, 西山 博之 後腹膜鏡下手術にて摘除した横隔膜原発気管支原生嚢胞の1例 泌尿器科紀要(0018-1994)66巻9号 Page307-311(2020.09)
- 濱田 和希, 石塚 竜太郎, 河合 弘二, 志賀 正宣, 田中 健, 池田 篤史, 吉野 喬之, 河原 貴史, 神鳥 周也, 木村 友和, 和久 夏衣, 星 昭夫, 小島 崇宏, 常樂 晃, 佐藤 泰樹, 須摩 桜子, 坂田 麻実子, 小原 直, 伊藤 孝美, 西山 博之 腎盂尿管壁の著明な肥厚を示したMucosa-associated lymphoid tissue(MALT)リンパ腫の1例 泌尿器科紀要(0018-1994)64巻12号 Page489-495(2018.12)
- 佐野 啓介, 木村 友和, 河合 弘二, 池田 篤史, 石塚 竜太郎, 神鳥 周也, 和久 夏衣, 星 昭夫, 小島 崇宏, 常樂 晃, 橋本 諒典, 西山 博之 異時性にマントル細胞リンパ腫を発症した病期Iセミノーマの1例 泌尿器科紀要(0018-1994)64巻12号 Page509-513(2018.12)
- 中川徹,菊地栄次,古家琢也,小島崇宏,田村啓多,三宅牧人,松井喜之,川井禎久,木村友和,横溝晃,永原啓,小林恭,家田健史,土屋邦彦,藤本清秀,西山博之 筋層非浸潤性膀胱癌の治療の実情についての本邦多施設アンケート調査結果. 泌尿器外科. 31(5), 557-564, 2018
- 内田 将央, 河合 弘二, 黒部 匡広, 池田 篤史, 神鳥 周也, 遠藤 剛, 宮川 友明, 小島 崇宏, 堤 雅一, 西山 博之. 栄養膜細胞への分化を伴った尿路上皮癌の多発転移に対し,ゲムシタビン,オキサリプラチン併用療法が奏効した1例. 泌尿器科紀要. 64(2),55-61, 2018
総説
英文
- Kimura T, Ishikawa H, Kojima T, Kandori S, Kawahara T, Sekino Y, Sakurai H, Nishiyama H. Bladder preservation therapy for muscle invasive bladder cancer: the past, present and future. Jpn J Clin Oncol. 28;50:1097-1107. 2020
- Osawa T, Takeuchi A, Kojima T, Shinohara N, Eto M, Nishiyama H. Overview of current and future systemic therapy for metastatic renal cell carcinoma. Jpn J Clin Oncol. 1;49:395-403.2019
和文
- 小島 崇宏, 西山 博之 尿路上皮がんに対する治療戦略:免疫チェックポイント阻害薬、分子標的薬の選択 腫瘍内科(1881-6568)Vol26.No4 Page377-383(2020.10)
- 新田 聡, 小島 崇宏, 岡田 奈緒美, 名雪 真季【疾患別 泌尿器科の薬物療法と患者管理 医師・看護師・薬剤師でつくる治療戦略】(第1章)泌尿器がん・腫瘍 精巣腫瘍Uro-Lo: 泌尿器Care & Cure(2189-8545)別冊 疾患別泌尿器科の薬物療法と患者管理 Page72-82(2020.05)
- 小島 崇宏【ここが変わった!膀胱癌診療-新ガイドラインを読み解く】遺伝子検査 ウロビジョン 臨床泌尿器科(0385-2393)74巻5号 Page298-300(2020.04)
- 小島 崇宏 NMIBCの診断に求められる新規尿中マーカーとその臨床応用への展望 筋層非浸潤性膀胱癌の再発予測におけるウロビジョンの意義について 泌尿器外科(0914-6180)33巻4号 Page385-388(2020.04)
- 新田 聡, 小島 崇宏【泌尿器科診療の最新スタンダード-平成の常識は令和の非常識】腫瘍 部位別 精巣腫瘍 薬物治療 臨床泌尿器科(0385-2393)74巻4号 Page090-092(2020.04)
- 小島 崇宏, 石川 仁, 西山 博之 膀胱温存療法の現況と将来展望 尿路悪性腫瘍研究会記録46巻 Page30-34(2020.04)
- 南雲 義之, 小島 崇宏, 西山 博之【希少癌に備える-いざという時のための基礎知識】Variantタイプ膀胱癌 臨床泌尿器科(0385-2393)73巻11号 Page842-845(2019.10)
- 新田 聡, 小島 崇宏 泌尿器科のスペシャリストを目指す人のための医師とナースの合同カンファレンス(第22回) 転移性精巣腫瘍に対して集学的治療を行った症例の巻 Uro-Lo: 泌尿器Care & Cure(2189-8545)24巻4号 Page486-491(2019.08)
- 小島 崇宏, 池田 篤史, 西山 博之 ウロビジョンを用いたNMIBCの新たなフォローアップ戦略 泌尿器外科(0914-6180)32巻4号 Page400-403(2019.04)
- 小島 崇宏, 西山 博之. 泌尿器癌における免疫チェックポイント阻害薬の現況.別冊医学のあゆみ がん免疫療法の躍進. 97-102頁,2018
- 小島崇宏, 池田篤史, 西山博之. 風雲!膀胱がんの診断・治療ウロビジョンDNA FISHプローブキット-TUR後フォローアップはどう変わるのか? 泌尿器外科.Vlo.31 No.9,1275-1280,2018
- 小島崇宏, 池田篤史, 西山博之. ウロビジョンを用いたNMIBCの新たなフォローアップ戦略.臨床泌尿器科.72巻7号,501-506頁,2018
- 1小島崇宏, 池田篤史, 西山博之. シンポジウム5 NMIBCの治療戦略─新規技術導入による将来像─ウロビジョンを用いたNMIBC の新たなフォローアップ戦略 泌尿器外科.Vol31,667-669頁,2018
- 小島 崇宏. 特集 まるごと 泌尿器科手術・周術期管理に役立つ解剖と生理 ; 膀胱・尿道.泌尿器Care & Cure Uro-Lo誌.23巻2号,175-179頁,2018
- 小島崇宏. がん薬物療法の副作用 : 腎癌 : 分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬特集 この1冊で安心! 泌尿器科当直医マニュアル : 外来編 臨床泌尿器科 72巻3号273-278頁,2018
著書
- 小島崇宏, 西山博之. ガイドライン外来診療2019 膀胱癌.日経メディカル開発/ 604-607頁,2019
- 小島崇宏, 神鳥周也, 西山博之. 泌尿器癌におけるプレシジョン・メディシンの現状 プレシジョン・メディシン. エヌ・ティー・エス刊. 2201-2209頁,2018
学会発表(特別講演・シンポジウム・ワークショップ・症例報告)
- 小島崇宏 ウロビジョンを用いたNMIBCの新たなフォローアップ戦略 第108回日本泌尿器科学会総会(神戸)12月,2020 シンポジウム
- 小島崇宏、新田聡、河原貴史、河合弘二、西山博之 症例から考える化学療法-3rd lineの選択について-日本泌尿器腫瘍学会第6回学術集会(京都)10月,2020 パネルディスカッション
- 関戸翔、小倉友二、曽我倫久人 当科における腎腫瘍に対するロボット支援下腎部分切除術の有用性の検討 第34回泌尿器内視鏡学会総会(岡山) 11月、2020
- 関戸翔、小倉友二、曽我倫久人、景山拓海 内分泌併用放射線治療後に神経内分泌化をきたした前立腺癌に対して化学療法が奏功した1例 第285回日本泌尿器科学会東海地方会 12月、2020
- 小島崇宏 腎尿管全摘除術における新展開 第33回日本泌尿器科内視鏡学会総会(京都)11月,2019 シンポジウム
- 小島崇宏 筋層非浸潤性膀胱癌の再発予測におけるウロビジョンの意義について 第12回BCG注入療法研究会(東京)11月,2019 シンポジウム
- 小島崇宏、石川 仁、西山博之 膀胱温存療法の現況と将来展望 第46回尿路悪性腫瘍研究会「浸潤性膀胱癌に対する最近の進歩」2019年7月
- 小島崇宏、池田篤史、西山博之. ウロビジョンを用いたNMIBCの新たなフォローアップ戦略 第11回BCG注入療法研究会(東京)11月,2018 特別講演
- 小島崇宏、河合弘二、西山博之. AYA世代の泌尿器科癌を考える AYA世代における泌尿器癌の現状と課題 胚細胞腫瘍を中心として 第106回日本泌尿器科学会総会(京都)4月,2018 シンポジウム
- 小島崇宏、木村友和、西山博之. 尿路上皮癌における免疫療法の現状と展望 第83回日本泌尿器科学会東部総会(東京)10月,2018 シンポジウム
- 小島崇宏、横隔膜脚後腔リンパ節転移を含む郭清術 第36回泌尿器科?術研究会(宮崎)1月,2018シンポジウム
- Takahiro Kojima. Urology beyond Europe Tri-modality treatment of muscle-invasive bladder cancer Joint Session of EAU and JUA EAU(Copenhagen) 2018
- Takahiro Kojima. Treatment outcomes of advanced urothelial cancer treated with second-line chemotherapy in Japan East Asia Urologic Oncology Group Symposium (Korea) 2018
競争的研究費
文部科学省科研費研究実績
研究代表
- 泌尿器癌における全血RNAを用いた免疫細胞の多様性の理解と治療効果予測への応用
研究代表者 小島崇宏
研究期間(年度)2021-2023 基盤研究(C) - 遺伝および環境要因を考慮した尿路上皮癌における新たな分子基盤の構築
研究代表者 小島崇宏
研究期間(年度)2018-2020 基盤研究(C)
研究分担
- アデノシン受容体シグナルに着目した低活動膀胱の病態生理解明と新規治療法の開発 研究代表者 高岡 栄一郎 研究期間(年度)2020-2022 基盤研究(C)
- 膀胱がんにおける脂肪酸の質の意義の解明:脂肪酸伸長酵素ELOVL6に着目して 研究代表者 松坂 賢 研究期間(年度)2020-2021 挑戦的研究(萌芽)
- 膀胱癌再発抑制のための癌抑制性ペプチド膀胱注入の効果と毒性の検討 研究代表者 島居 徹 研究期間(年度)2019-2021 基盤研究(C)
- クラスターCTCに注目した泌尿器癌の分子基盤に基づいたバイオマーカーの開発 研究代表者 松岡 妙子 研究期間(年度)2019-2021 基盤研究(C)
- 抗酸菌表層糖脂質をリード化合物とする新規癌免疫治療法の開発 研究代表者 西山 博之 研究期間 (年度)2018-2021 基盤研究(B)
- 骨格筋間質由来幹細胞移植による膀胱機能障害に対する新治療法の開発 研究代表者 星 昭夫 研究期間 (年度)2018-2020 基盤研究(C)
- 固形がんにおける体細胞変異のある炎症細胞によるがん発症支持機構の解明 研究代表者 坂田 麻実子 研究期間(年度)2018-2019 挑戦的研究(萌芽)
- ASIC/ ENaC を介した膀胱癌の発癌と浸潤機序の解明 研究代表者 西山 博之 研究期間(年度)2018-2020 挑戦的研究(萌芽)
治験・臨床試験
治験
進行性尿路上皮がん 3試験 一次治療(1)、二次治療以降(2)、(3)
(1)MK-7684A(Vibostoliman+Pembrolizumab)抗TIGIT抗体と抗PD-1抗体の配合剤
治験参加への主な条件 一次治療・プラチナ不適応
- ECOG PS2
かつ、以下の項目の少なくとも1つに該当する
- 内臓転移あり
- eGFR 30以上60以下
- G2以上の聴力障害または末梢神経障害
この他にも細かな条件があります。
治験内容について
治験薬:MK-7684A(Vibostoliman+Pembrolizumab)抗TIGIT抗体と抗PD-1抗体の配合剤
(2)Niraparib/ pembrolizumab
治験参加への主な条件
- 1レジメン以上の標準的なPD-1/PD-L1阻害剤による前治療後に進行しかつ原則として標準的な治療が完了している。
- 血液または腫瘍組織検体を用いた検査で生殖細胞系列又は体細胞の相同染色体修復遺伝子の変異を有することが確認されている
対象となる相同染色体修復遺伝子(BRCA1、BRCA2、ATM、CDK12、CHEK2、PALB2、BARD1、BRIP1、CHEK1、FANCL、RAD51B、RAD51C、RAD51D、RAD54Lの計14遺伝子)
この他にも細かな条件があります。
治験内容について
治験薬:Niraparib(PARP阻害剤)/ pembrolizumab 併用
治験薬投与方法
- Niraparib→1日1回、経口投与
- pembrolizumab→21日ごとに1回静脈内投与
(3)Dato-DXd(TROP-2 ADC製剤)
治験参加への主な条件
- 局所標準的治療法で再発又は進行した、もしくは標準的治療法がない患者
- 治験薬投与開始前と治験薬投与開始3週間後に腫瘍生検の実施が可能な患者
- プラチナ製剤をベースとした化学療法及びICI(併用又は逐次投与)を含む1レジメン以上の前治療歴があり、病理診断により切除不能、局所進行又は転移性尿路上皮(腎盂、尿管、膀胱、尿道を含む)の移行上皮癌(移行上皮及び移行上皮/非移行上皮の混合組織型)であることが確認されている患者
この他にも細かな条件があります。
治験内容について
治験薬:Dato-DXd(TROP-2 ADC製剤)→21日ごとに1回静脈内投与
進行性前立腺がん1試験(1)Dato-DXd(TROP-2 ADC製剤)
Dato-DXd(TROP-2 ADC製剤)化学療法(ドセタキセル、カバジタキセル)投与は除外
治験参加への主な条件
- 神経内分泌癌又は小細胞癌の組織学的所見を認めない前立腺癌
- 外科的又は内科的去勢術により血清テストステロン値が去勢レベル(50ng/dl未満)
- アンドロゲン遮断療法後、画像診断に基づく測定可能病変がある
- アビラテロン、エンザルタミド、アパルタミド、ダロルタミドのいずれか1つ以上の投与後に再発又は進行した方
この他にも細かな条件があります。
治験内容について
治験薬:Dato-DXd(TROP-2 ADC製剤)→21日ごとに1回静脈内投与
進行性腎がん1試験(1)Niraparib/ nivolumab
治験参加への主な条件
- 1レジメン以上の標準的なPD-1/PD-L1阻害剤による前治療後に進行しかつ原則として標準的な治療が完了している。
- 血液または腫瘍組織検体を用いた検査で生殖細胞系列又は体細胞の相同染色体修復遺伝子の変異を有することが確認されている
対象となる相同染色体修復遺伝子(BRCA1、BRCA2、ATM、CDK12、CHEK2、PALB2、BARD1、BRIP1、CHEK1、FANCL、RAD51B、RAD51C、RAD51D、RAD54Lの計14遺伝子)
この他にも細かな条件があります。
治験内容について
治験薬:Niraparib(PARP阻害剤)/ Nivolumab 併用
治験薬投与方法
- Niraparib→1日1回、経口投与
- Nivolumab→14日ごとに1回静脈内投与
FGFR3またはそのリガンドの変異を有する進行固形癌患者
(1)LOXO 435(FGFR3阻害剤)P1 用量漸増コホート
治験参加への主な条件
- FGFR3またはそのリガンドの変異を有する進行固形癌患者
臨床試験
- 上部尿路癌術後の膀胱内再発予防における術直後単回ピラルビシン膀胱内注入療法のランダム化比較第Ⅲ相試験(JCOG1403)
- 進行性腎細胞癌に対するPD-1経路阻害薬の継続と休止に関するランダム化比較第Ⅲ相試験(JCOG1905)
- High volume転移を認める内分泌療法感受性前立腺癌患者に対する抗アンドロゲン療法への局所放射線治療併用の意義を検証するランダム化第III相試験(JCOG2011)
診療科別一覧
泌尿器科部
受託番号 | 対象となる疾患 (癌腫) | 使用される新薬(機器・製品) | 治験の種類 (相) | 治験責任医師氏名 | |
---|---|---|---|---|---|
治験薬(機器・製品)名 | 一般名 | ||||
D2202 | 進行性尿路上皮癌、腎癌 | Niraparib | ニラパリブ | 第Ⅱ相 | 小島 祟宏 |
S2224 | 進行性尿路上皮癌 | MK-7684A | Vibostoliman/Pembrolizumab | 第Ⅱ相 | 室 圭 |
S2305 | 進行固形癌 | LOXO-435 | – | 第Ⅰ相 | 衣斐 寛倫 |
S2141 | 進行性前立腺癌・尿路上皮癌 | DS-1062a | datopotamab deruxtecan | 第Ⅰ相 | 谷口 浩也 |
臓器別一覧
前立腺
受託番号 | 対象となる疾患 (癌腫) | 使用される新薬(機器・製品) | 治験の種類 (相) | 対象診療科 | 治験責任医師氏名 | |
---|---|---|---|---|---|---|
治験薬(機器・製品)名 | 一般名 | |||||
S2141 | 固形癌(去勢抵抗性前立腺) | DS-1062a | datopotamab deruxtecan | 第Ⅰ相 | 薬物療法部 | 谷口 浩也 |
腎
受託番号 | 対象となる疾患 (癌腫) | 使用される新薬(機器・製品) | 治験の種類 (相) | 対象診療科 | 治験責任医師氏名 | |
---|---|---|---|---|---|---|
治験薬(機器・製品)名 | 一般名 | |||||
D2202 | 進行性尿路上皮癌、腎癌 | Niraparib | ニラパリブ | 第Ⅱ相 | 泌尿器科部 | 小島 崇宏 |
尿路上皮
受託番号 | 対象となる疾患 (癌腫) | 使用される新薬(機器・製品) | 治験の種類 (相) | 対象診療科 | 治験責任医師氏名 | |
---|---|---|---|---|---|---|
治験薬(機器・製品)名 | 一般名 | |||||
S2224 | 進行性尿路上皮癌 | MK-7684A | Vibostoliman/Pembrolizumab | 第Ⅱ相 | 薬物療法部 | 室 圭 |
S2141 | 固形癌(尿路上皮癌オープン中) | DS-1062a | datopotamab deruxtecan | 第Ⅰ相 | 薬物療法部 | 谷口 浩也 |
S2305 | 進行固形癌 | LOXO-435 | – | 第Ⅰ相 | ゲノム医療センター | 衣斐 寛倫 |
緩和ケア部とも積極的に連携して患者さんの精神的、肉体的な苦痛を取り除くように努めています。
医療関係者の方へ
学会認定
- 日本泌尿器科学会専門医教育施設
- JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)泌尿器科腫瘍グループ参加施設
- MONSTAR-SCREEN-2 参加施設
レジデント・研修生募集
泌尿器科医師、泌尿器科専攻予定の医師の方へ
愛知県がんセンター病院 泌尿器科では、泌尿器系腫瘍の手術、治療に興味あるスタッフ、レジデント(ジュニア、シニア)を広く募集しております。がん診療の診断から治療、臨床試験、治験、臨床研究などがん診療に関わる総合的な診療、研修が可能です。少しでも興味を持っていただいた方は、当院までお気軽にご連絡ください!(担当:小島崇宏 t.kojima@aichi-cc.jp)