看護部では、「すべての人にその人らしいを」をタグラインとし、信頼される最善のがん看護の提供を目指しています。タグラインの「すべての人」は患者さん、ご家族や周囲の支援される方々はもちろんのこと、患者さんにかかわるすべての職種の方々の専門性を尊重しながらともに患者さんのその人らしいを支えることを意味しています。がん看護は、患者さんの生命や尊厳に深くかかわる領域であり、技術的な面だけではなく、患者さんの感情、価値観を感じる感性が看護師に求められます。またコミュニケーション能力や倫理的な判断も必要です。私たち看護師は、患者さんの「生きること」に向き合う中で、正しさよりも優しさを大切にしながら「その人らしさ」を支える看護をこれからも追求し続けていきたいと思います。