診療科・部門

医療の質改善室

概要

2025年4月、「医療の質改善部」が新たに設置されました。従来の病院機能向上・質改善部会を母体として再編されたもので、医療の質向上を組織的に推進していく専門部門としての役割を担います。

院内で把握すべき臨床指標(QI:Quality Indicators)の体系的整備を進め、単なるデータ収集にとどまらず、現場へのフィードバック、他施設との比較、院内での経時的な変化の分析を通じて、改善のサイクル(PDCA)を機能させることを重視しています。

あわせて「医療の質改善委員会」も設置し、現場の気づきや各部門の取り組みを横断的に共有・支援する体制を整えました。改善の起点は現場にあり、私たちはその仕組みを支える存在でありたいと考えています。

2025年度は、病院長方針のもと、「医療安全」「感染対策」「経営改善」「医療の質」などの項目について、各部門で目標設定をしています。これは全体で質改善に取り組むための足場づくりであり、年度末には成果を振り返り、優れた実践には表彰を予定しています。

医療の質向上に向けた取り組みについてはこちらを参照ください。

メンバー

医療の質改善室のメンバーは、専門的な視点や技術を高めるために、「医療クオリティマネージャー養成セミナー」等の研修にも段階的に参加し、組織的な質改善に必要な知識とスキルの向上に取り組んでいます。

業務内容

臨床指標(QI:Quality Indicators)について担当部署とともに経時的なデータ収集を実施します。

院内のそれぞれの部署が立案している年間目標を統括し、年度末には優れた実践に対して表彰を予定しています。

様々な臨床指標に関しての改善活動が円滑に進むように支援します。