外来化学療法センター
概要
外来化学療法を受けられる方へ
『患者さんが望む治療や生活が継続できるように支援する』を方針として、皆さんが安心して治療を受けていただけるようにチーム医療で支援します。治療当日の点滴管理からご自宅での副作用対策まで、生活の質が低下しないよう、トータルサポートを心掛けています。
室 圭 MD, Phd
センター長 兼 副院長
兼 薬物療法部長
外来化学療法センターオリエンテーション
外来化学療法を受けられる方への説明用動画になります。
治療の流れや、持ち物などご覧いただけます。
お持ちいただくもの
オリエンテーション動画内でご案内している持ち物です
- テレビ視聴される場合はイヤホン(テレビは無料です)
- 飲み物やお食事(かおりの強いお食事はご遠慮ください。治療が始まる前までにご準備ください)
- ベッドに敷くバスタオル(感染対策のためシーツを使用していませんので冷たさなど気になる方)
- 枕を使用される場合はフェイスタオルかハンカチ
- 寒さが気になる方は掛物
患者さんへ
食事のサポート
食事に困った時の簡単レシピ
抗がん薬の治療は様々な副作用があります。
副作用で体がつらい時、食欲がない時など簡単に作れるレシピを集めました。
便秘対策や口内炎ができた時の食事など、がんばりすぎない食事の工夫もあります。
副作用のサポート
副作用対策パンフレット
抗がん薬治療の主な副作用についてのパンフレットです。
副作用に別に、起こりやすいお薬の名前と日常生活の注意事項などまとめました。
ご質問、ご不明な点があれば、いつでも近くの看護師にご相談ください。
治療当日の相談
薬剤師、栄養士への相談は、受付クラークにお申し出ください。
看護師への相談は、ベッドに入られた際、担当させていただく看護師に直接ご相談ください。
帰宅後の相談
抗がん薬治療に伴う副作用の対処方法や、内服薬の服用方法、体調の変化で受診したほうがいいのか迷うときなど、外来化学療法センターの看護師が電話でご相談をお受けします。
- 外来化学療法センター直通番号:052-764-9797
- 平日 午前8時45分~11時00分 午後12時30分~16時00分
- 11時00分~12時30分は直通番号がつながりません。緊急の場合は代表から外来化学療法センターへお電話ください。
- 休日、夜間は当直医が対応いたしますので、代表番号へお電話ください。
スタッフ紹介
欧州臨床腫瘍学会(ESMO Faculty Member for the Gastro-Intestinal Tumors(2017-2021))
米国臨床腫瘍学会(ASCO active member)
日本臨床腫瘍学会 理事
日本胃癌学会 理事
日本食道学会 評議員・国際委員会委員・プログラム検討員会委員
日本癌学会 評議員
日本癌治療学会 がん診療ガイドライン統括・連絡委員会協力委員(胃がん担当)・臨床試験委員会専門委員
日本大腸肛門病学会 評議員
日本内科学会
チームメンバー
- 外来化学療法センター長:室 圭(副院長 兼 薬物療法部長)
- 看護師長(がん化学療法看護認定看護師)
- 看護師 23名(がん化学療法看護認定看護師1名、がん性疼痛看護認定看護師1名)
- 薬剤師 1名(日本医療薬学会がん指導薬剤師・がん専門薬剤師)
- がん病態栄養専門管理栄養士 1名
- 看護助手 2名
- 受付クラーク 3名
外来化学療法センターは、専門スタッフがチームで治療をサポートしています。
薬剤師は、治療に関する薬剤の説明だけではなく、治療後の体調を整える薬の服用のコツをお伝えします。
栄養士は、食欲が落ちた時の食事摂取の工夫はもちろん、治療を継続するために必要な体を作る食事の取り方もご相談いただけます。食事を作られる、ご家族の方もご相談いただけます。
看護師は、点滴の投与だけではなく、副作用に対するご自宅でのケア方法、不安やつらさなど心のケアにも努めます。
今までと同じ生活が続けられるように各専門家がいつでもご相談に対応します。