就労支援
大切なことは、がんになってもすぐに仕事を辞めないこと
がんと診断されると、ショックのあまり仕事を辞めてしまう方や、治療と仕事のバランスに悩み、退職を考える方もみえます。しかし医療の進歩により、手術であっても入院日数の短縮や、外来での薬物療法や放射線治療が一般的になり、仕事や日常生活を続けながらの通院が、多くのがん治療の場合で可能になってまいりました。患者さん本人の気持ちやご家族の状況など踏まえて、「仕事を辞める」という選択が必要な場合もあります。ただ、もし可能であれば、まずは主治医や看護師、相談支援センターの相談員、職場の産業医や上司の方と、治療と仕事の両立について話し合ってみてください。治療と仕事の両立についてしっかり考えることが、療養生活を支え心配事の解消につながるかもしれません。
- 病気や治療内容、今後の見通し等について、患者さんの理解をサポートします。
- 休職や復職について、主治医と情報共有しながら、一緒に考えていきます。
- 同意が得られれば、患者さんの職場と情報を共有し、復職や療養・就労両立支援計画の作成を支援します。
- ご相談の内容によって、専門的な対応が必要な場合、下記の相談会をご案内いたします。
