令和2年卒

ポジティブアンバサダー
病棟:消化器病棟
出身校:愛知県立総合看護専門学校

がんセンターに入職を決めた理由は何ですか

私ががんセンターで働くことを決めた理由は、専門性の高さに強く惹かれたからです。がんセンターには、認定看護師や専門看護師といったスペシャリストが数多く在籍しており、その方々から直接学ぶことで、自分もがん医療に貢献できる看護師になれるのではないかと期待しました。実際に働いてみて、スペシャリストの方々の力を借りる機会が多く、その偉大さを日々感じています。

今まで仕事をやってきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか

看護師として3年目の時、患者さんとの関わり方に悩んだ経験があります。自分が責任を持って患者さんを看護しなければならないという思いが強く、1人でがむしゃらに働いていました。しかし、そのような働き方ではうまくいかず、患者さんから「あなたの話には中身がない」と言われてしまったこともありました。その時、先輩から「もっと私たちを頼っていい。一人で頑張らなくていい」と言われ、その言葉で心が軽くなったのを今でも覚えています。今では、一人では看護はできないということに気づき、仲間に全力で頼りながら看護をしています。

仕事のどんなところにやりがいを感じますか

看護という仕事は、楽しいことや嬉しいことばかりではなく、辛い瞬間も多々あります。時には「辛い時の方が多いのではないか」と思うこともあります。しかし、そのような中で、患者さんから「ありがとう」と言われたり、笑顔や嬉しそうな表情を見ることができると、大きなやりがいを感じます。 

今後の目標を教えてください

私は、患者さんとそのご家族が「この病院で治療を受けてよかった」と少しでも感じていただけるような看護を目指しています。そのために、さまざまな経験を積み、スキルアップを図りたいと思っています。また、緩和ケアにも興味があり、患者さんとの関わりを通じて、さらに学びを深めていきたいです。

最後に一言を

みなさんと共に学び、共に働けることを楽しみにしています。