認定看護師を目指したきっかけを教えてください。

頭頸部がん患者さんとの関わりの中で、元通りの食生活ができなくても、「口から食べることを諦めない選択」を支援できるように、質の高い看護を提供したいと思ったからです。

現在どのような活動を行っていますか？

頭頸部外科病棟に勤務し、患者さんの嚥下評価や訓練の実施、病棟スタッフの相談や指導を行い、正しい摂食機能療法が行えるように努めています。また院内研修では、嚥下のメカニズムや栄養管理についての講義を行っています。

がんセンターの認定看護師資格取得支援で良いところを教えてください。

スキルアップ事業費として、認定看護師教育課程への受講や学会発表の支援など、経済的な支援が手厚いです。

認定看護師として大事にしていることを教えてください。

患者さんや家族の思いに寄り添うだけでなく、その思いに応えるために、専門的な知識や技術を身につけられるように、自己研鑽に取り組んでいます。医療チームの中での調整役となれるように、日頃から話しかけられやすい雰囲気づくりを心掛けています。