分子診断トランスレーショナルリサーチ分野 論文掲載
2021年09月16日
田口歩分野長の研究グループは、名古屋大学呼吸器内科(田中一大病院助教:共同筆頭著者、長谷川好規名誉教授)、同呼吸器外科(芳川豊史教授)、MDアンダーソンがんセンターとの国際共同研究により、肺腺がんの予後不良なサブタイプであるTTF-1陰性肺腺がんにおいて、SRGNによる腫瘍免疫微小環境の構築がその高悪性化に重要な役割を果していることを明らかにしました。本研究の成果は、“SRGN-Triggered Aggressive and Immunosuppressive Phenotype in a Subset of TTF-1-Negative Lung Adenocarcinomas”と題して、米国国立がん研究所雑誌 Journal of the National Cancer Institute(JNCI)に掲載されました。