2年連続「deleteC 2024 -HOPE-」2023年度寄付先に選出されました
2024年02月08日
研究テーマ「日本のドラッグロスをなくす!周術期乳癌を対象とした新規薬剤開発に関する持続可能なプラットフォーム試験」が「deleteC 2024 -HOPE-」2023年度寄付先に選出されました。
詳細は下記からご覧ください。
「deleteC 2024 -HOPE-」2023年度寄付先
愛知県がんセンター ゲノム医療センターがんゲノム医療室・乳腺科 医長 能澤 一樹
研究テーマ
日本のドラッグロスをなくす!
周術期乳癌を対象とした新規薬剤開発に関する持続可能なプラットフォーム試験
deleteCによる選出理由
世界で新しく開発されるがんの新薬が、日本で開発される機会を失ってしまうドラッグロスという大きな問題が、今、生じています。能澤さんは、この大きな問題の解決のために、新しい臨床試験の仕組みを導入し、医療者・研究者・開発企業による効率的な新薬開発を可能にしようとしています。日本のがん治療研究の推進を図るプロジェクトの重要性、アプローチの新規性から今回の選考対象となりました。
寄付金額
500万円
受賞コメント(能澤 一樹)
プラットフォーム試験というシステムの構築は私が一人でできることではなく、これまで多くの仲間に助けてもらって進めることが出来ました。それが、今日は規模が拡大して医療従事者以外の方々が、ドラッグロスという問題を知り、助けてくれています。このことは明日からの研究の大きな励みになります。ドラッグロスは大きな問題で医療従事者だけでは解決できない問題かもしれません。多くの人、社会を巻き込んでこの問題の解決に向かって研究を進めることが出来ればと思います。