当センターについて

私たちと一緒に手術を乗り越えましょう

いまを、未来を、
あなたと共に
Interview
患者さんがしっかりと
納得した上での手術を
手術部部長
伊藤 誠二(いとう せいじ)

本院は、がんに特化した病院であり、手術を行うそれぞれの診療科の外科医は、がんの手術のスペシャリストです。手術室では、外科医、看護師だけでなく、麻酔科医、臨床工学技士、資材の管理・調達担当など、多くのスタッフがチームとして手術に携わっています。外科医だけでなく、そのスタッフ一人ひとりも、がんの手術のスペシャリストです。県内はもちろん、東海3県、その周辺からも、他の医療施設で治療が難しいと言われた多くの患者さんに当院での治療を選択していただいています。

私が手術において最も大切なことは、患者さんにしっかりと納得して手術を受けていただくことだと思っています。手術は、もちろん病気を治すために行うものですが、患者さんの身体にメスを入れるため、大きな負担がかかるものであり、後遺症や障害が残る可能性もあります。心から納得して手術を受けていただくことは、その後、患者さんががんばれるかどうか、ということにもつながっていくと考えています。そのため当院の医師は術前の説明を重視しており、患者さんへの説明に1時間以上かけることも少なくありません。

私たちがん手術のスペシャリストのチーム、そして患者さんが一丸となり、手術、治療を乗り越えていきましょう。

手術後の治療にスムーズに
移行できるサポートを
手術室師長
伊藤 環

「手術は8割が事前準備」と言われています。当院では、週に1回の会議で翌週の手術についての検討を行い、それぞれの手術の前にチーム全体で、患者さんの名前、どのような手術を行うのか、今後予定されている治療などについて確認を行うなど、一人ひとりの患者さんの手術について徹底的な事前準備を行っています。だからこそ、手術室のスタッフ全員が外科医や他のスタッフの考えの先を読んで行動することが可能になっています。がんの治療は手術で終わることはほとんどなく、その先の治療が待っています。手術後の治療にスムーズに移行していただけるよう、患者さんの心と身体、ご家族も含め、チームとしてサポートしてまいります。