研究所スタッフ紹介

衣斐 寛倫(えび ひろみち)

役職
がん標的治療トランスレーショナルリサーチ分野長 兼 病院ゲノム医療センター長
プロフィール
1999年名古屋市立大学医学部卒業。1999-2001年NTT東日本関東病院研修医、2001-2003年国立がんセンター東病院化学療法科、2003-2004年名古屋第二赤十字病院呼吸器内科、2006年名古屋市立大学大学院医学系研究科博士課程修了、2007-2008年名古屋大学大学院医学系研究科分子腫瘍学分野、2008-2012年ハーバード大学・マサチューセッツ総合病院がんセンター(Jeffrey Engelman研究室)、2012年-2016年金沢大学がん進展制御研究所腫瘍内科助教。2016年-2018年同准教授(金沢大学新学術創成研究機構准教授を兼任)、2018年2月より愛知県がんセンター研究所腫瘍病理学部部長。2018年4月よりがん標的治療トランスレーショナルリサーチ分野分野長。博士(医学)。2021年より病院ゲノム医療センター長を兼務
主要研究テーマ
がんの分子標的治療開発(特にMAPKシグナルに異常を示す腫瘍に対する新規治療開発)、腫瘍内科学と基礎研究の融合。
メッセージ
医学部を卒業後、臨床一筋に生きていくはずでしたが、基礎を行ったり来たりするうちに、両者が融合するような研究を行ってみたいと考えるようになりました。現在のスタッフは2人とも東海地方の以外の出身で、出身や研究分野の異なる方を歓迎しております。愛知県がんセンター研究所は、病院と廊下一本でつながっており、臨床医の経験を生かした研究をしたい人にも、基礎研究者だけど実際にヒト腫瘍で自分の研究がどのように結びつき役立っているか見てみたい人にも最適の場と考えます。当分野は、現在治療薬が登場しつつあるKRAS研究を専門としており、国内外との共同研究も行っています。また、国立がん研究センター東病院などと大規模臨床研究に付随した大腸がんの研究についてもシステム解析学分野と共同でdryとwetを融合した研究を行っています。

衣斐 寛倫(えび ひろみち)

役職
がん標的治療トランスレーショナルリサーチ分野長 兼 病院ゲノム医療センター長

Hiromichi Ebi ,M.D., Ph.D.

Post
Chief
Profile
1999 M.D. from Nagoya City University
2006 Ph.D. from Nagoya City University
2007-2008 Postdoctoral Fellow at division of carcinogenesis in Nagoya University
2008-2012 Research Fellow at Jeffrey Engelman Laboratory at Massachusetts General Hospital Cancer Center
2012-2016 Assistant Professor, Division of Medical Oncology, Cancer Research Institute, Kanazawa University.
2016-2018 Associate Professor, Division of Medical Oncology, Cancer Research Institute, Kanazawa University
2018-present Chief, Division of Molecular Therapeutics, Aichi Cancer Center Research Institute
2018/4-2018/10 Visiting Scientist, Novartis Institute for Biomedical Research (Cambridge MA, USA).
Research fields
Medical Oncology, Reverse TR, Resistance mechanisms

Hiromichi Ebi M.D., Ph.D.

Post
Chief