愛知県がん診療連携協議会 愛知県がん情報

愛知県がん診療連携協議会は、最新のがん診療を愛知県のどの地域でも受けられる体制（均てん化）を整備することを目的に設置されました。現在、愛知県がんセンターが都道府県がん診療連携拠点病院として中心的な役割を担い、県内各地域にある地域がん診療連携病院、県指定がん診療拠点病院等と連携協力体制を取りながら、愛知県のがん診療向上に努めております。 

本協議会では、がん拠点病院の機能として求められている条件を踏まえ、多様な専門性を持つ6つの部会（院内がん登録部会、看護部会、相談支援部会、PDCAサイクル推進検討部会、緩和ケア部会、地域連携パス部会）と、希少がんワーキンググループを新たに設置しました。第４期がん対策推進基本計画の全体目標は「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す」となっておりますが、希少がん難治がん対策において、患者への適切な診療を提供する観点から、本協議会における役割分担、すなわち一定程度の集約化を、どのように行っていくかは重要な課題の一つです。今後は、愛知県のがん対策を実効あるものとするため、必要な部会、ワーキンググループを設置し、皆様とともに“質の高い”均てん化を目指してきたいと考えています。 

本協議会は、国および愛知県のがん対策を念頭に置き、より安全で安心ながん診療を県民の皆様へ提供できるように整備してまいります。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。